雨の日はあなたの思い出と 


1. あなたとの思い出に 浸れるように わたし、大きな窓の 二階を選びました


雨の降る日はひとり 窓辺に座り 街を打つ雨音に 思い出を手繰ります


あぁ膝の上のアルバムの中 あなたが笑うおどける そして澄ましてる


会えなくなった今も わたしはあの頃の 熱い思い出に包まれて 暮らしています




2. ひとつの傘をさした 若い二人は 車のしぶきでさえも 楽しそうに見えます

通りを歩いて来る 人があなたに 見えてふと立ち上がる わたしを笑いますか

あぁ時が行けば 苦しみさえも 消え去ってしまうなんて みんな言うけれど

いつまでだってわたし あなたの思い出と 雨の音に抱きしめられて 生きて行きます




あぁ膝の上のアルバムの中 あなたが笑うおどける そして澄ましてる

いつまでだってわたし あなたの思い出と 雨の音に抱きしめられて 生きて行きます