イサハヤ39



1. 丘の上から見下ろす街を やさしい風が吹き抜け

思わず僕はまぶたを閉じて 深く息を吸い込んだ

この街で会い 夢分け合った 懐かしい友たちは

今ではみんなどこかの街で 暮らし重ねているはず

この街の青空を

山の緑を残そう

遠くで暮らす友が いつ帰ってもいいよう






2. いろんな夢に胸ふくらませ 暮らしていた若い日は

自分一人でやってるんだと 何も判らないでいた

喜びの日も悲しみの日も この街はやさしい目で

何も言わずに ただ温かく 僕を支えてくれてた

この街のあの海を・・・

川のきらめきを守りたい

いつまでも誰かのこと 見守ってくれるよう









3. 幼い頃に遊んだ場所は なぜかとても小さくて

過ぎてしまった時の流れに 少し淋しくなるけど

この街で今暮らしてること 心澄まして思えば

「幸せ」がすぐそばにあること 分かるような気もする

この街の人たちの

笑顔を愛して生きよう

この街に生まれてくる 子供たちのためにも