受話器を握りしめて
 

1. 「あなたのために生きて行くわ」と 君は受話器の向こう側

  心を決めた声に思わず 僕の胸が熱くときめく

  答えをせかす僕のプロポーズ 君の戸惑う表情に

  眠れない夜いくつも数え あきらめようと思っていた

  淋しがりやが出会いいつしか 心なぐさめるうち

  他の人との君の幸せ 許せなくなってたのさ 

 

2. 「大事にするよ 君のことだけ」 僕に言えたのはそれだけ

  込み上げてくる気持ちはとても 言葉で言える筈もないさ

  「こんな真夜中 ごめんなさいね」 その後は言わないでくれ

  今すぐ君の元へ行きたい 心止められなくなるから

  淋しがりやが出会いいつしか 心なぐさめるうち

  他の人との君の幸せ 許せなくなってたのさ