しゃべり有り
暮らしの中で
1. 雨上がりの星の夜 空を見上げて歩いていたら
遠くに響く車の音が 故郷の海に聞こえた
いつのことかなぁ こんな空を
見上げて思ったのは
今の自分を忘れは しないと
2. こうして思う故郷の海は 僕に嘘をつかなかった
こうして思う故郷の星は やさしく空に輝いていた
いつの間にか あの海も星も
忘れてしまって
暮らしに疲れて 逃げて来た僕
3. 淋しく歩く帰り道 星は今も空に輝き
車の音は今ではもう 海の音には聞こえはしない
つけっぱなしの明かりが見える
あの部屋から明日も
又いつもの暮らしが 始まる