遅れて来てもいいよ・・・

 

約束の場所 約束の時間 僕はわざと少し早めに行く

車の座席 僕は眼を閉じて 思いをめぐらせる

僕達が初めて会ったのは・・・

それから時々連絡を取り合って・・・

そのうちそれが毎日になって・・・

その時々の君の表情、君の声、君の言葉

青空の下 気持いい風を受けながら

僕の中は君だらけになって

僕はちょっとだけ笑う

 

それから僕は、これからのことを考える

今日はどこへ行く?

これから僕たちはどうなる?

あの話をしたら君はなんていうかな?

それから、あの話、それから、あれも!!

幸せそうな想像ばかり選んで、その内僕は声を出して笑いそうになる

そこへ本当の君が息をはずませながらやってくるんだ

「ゴメンネー!マッタァー?」