好きだと言えない、さよならも言えない


 

1. 絡めあう指の先から 君の想いが伝わって来て

別れの言葉も言えずに どこまでも二人賑わう街を歩く

胸に募る想い押さえられず 許されぬ恋に落ちてしまった

甘いラブソングに心託して 大人を気取るには切なすぎて

見つめるたびに視線をそらす 哀しすぎるよそんな君

かけがえのない恋だから なくしたくなくて好きだと言えない

別れたくない君だから 今日のさよならも言えないことが哀しい






2. 空しく響いてるジングルベル 街は二人と違う時間刻んで

乱暴な視線投げつけてみても 只雑踏に吸い込まれるだけ

見え透いた嘘並べてみても 隠し切れる筈もないね

「君のために何も出来ない」


「空しくてもいい、君に会えたことが嬉しい」




絡めあう指の先から 君の想いが伝わってきて

別れの言葉も言えずに どこまでも二人賑わう街を歩く