9月15日(日)

テープ起こし、ヨイショっと

 昨日今日とテープ起こし。カセットテープのかなり大きなやつをヨイショっと起こす。10分ぐらいのテープで50kgはあるから、今回の30分ものはかなりこたえる。

 違う違う!テープ起こしだ、テープ起こし。まさか、この地方都市高知でそんな仕事をもらえるとは思わなかった。とある病院で行われた研究会の講演がおさまったテープを文字に起こす作業。去年失業したばかりの頃、7年ぶりぐらいに道でバッタリ会っておつきあいが再会した有限会社テラの森薫さんがもらって来た仕事だ。その時期森さんはお役所から受けたデータ入力の進行が思いのほか進まず、ちょうど仕事を無くした僕にやってみないかと誘ってくれた。なんでも興味深々の僕はすぐにOK、約1ヶ月近く森家へ通い自営業の雰囲気をみさせてもらった。あの経験は今生きてます。ありがとう森さん(と美人の奥さん!!)。

 テープの内容は「アルコール依存症と内部疾患」というもろ医療講演だ。病院勤めの時「糖尿病教室」とか「院内学会」という催しなどに関わっていたので、なつかしい雰囲気。「スライド、次お願いします」などという言葉は臨場感たっぷりだ。こりゃ普通の人では苦労するぞ・・・おいらは平気さ!などと心でほざきながら楽しくやった。聞き取りにくい言葉は何度も聞く、インターネットで検索して言葉を捜す。他所の病院の固有名詞などもネットで字を調べる。「えー」とか「まぁ」などの無意味に挿入される言葉はとりあえず打ち込んだ上で文脈をみながら外したり残したり。かなりのこだわりを持って仕上げた。工房GUSUKUの『工房』という言葉は、どんな小さな仕事でも自分の作品だと思ってやるという意味だ。辞書ではどうのってるか知らないけれど、僕はそういう気持ちで『工房』という言葉をつけた。決して小さい仕事ではないけれど、そういう精神を思い出させる作業だった。世間でいうところのテープ起こしの方法論と合ってるのかどうかは定かではないが、かなりいい出来だ。(絶対そうだ!そう思いたい!!)

 ついでにインターネットで「テープ起こし」で検索すると結構のヒット数。メルマガを発行している人もいて苦労の様子がよく分かる。テープ起こしオンリーでやってる人は大変だろうな。面白がってやってる僕なんかは不謹慎?・・

 そうです、工房GUSUKUは不謹慎。どんな小さい仕事でも自分の作品だと思ってしゃかりきやるんだけど、それを楽しんでしまうので人が期待する悲壮感がありません。ぼかぁシアワセだなぁ・・・!!

 そんなわけで工房GUSUKUはテープ起こしも出来ます。ヨイショっと。