10月16日(水)

仕事は進化する

 枳工房の手伝いで室戸に行った次は大道具の仕事が続いた。大道具は日曜、月曜の2日間で室戸行きと合わせると計4日間パソコンの仕事から離れたことになる。火曜の朝は工房GUSUKUモードに戻るのが少々つらい感じだったのだが一本の電話が僕の目を覚ましてくれた。

 電話の主は有限会社テラの森さんからだった。先日森さんの紹介で名刺をつくらせていただいた方があるのだが、名刺の中の漢字が間違っていたのだ。名刺の依頼主は、今度、安芸市の伊尾木というところで新しくうどん屋を開業しようとしている安養寺さん。「いおきや」という屋号の上に「讃岐仕込 手打うどん」という頭書きがあったのだが「讃岐」という字が「譛岐」になっていた。
 森さんの声は「しまったなぁ」という感じで少々重い。名刺の作成時の確認や受け渡しは森さんがやってくれたので失敗の苦渋を一緒に味わってくれている。開業準備であちこちに出向く際名刺がいるので急いでいる。しかも、安養寺さんが今度森さんのところへ来るのはいつか分からない。ついては、急いで作り直して名刺の住所へ郵送してくれないか・・・?
 そりゃあいけない、急いでやらなくちゃ。あせりや失敗を悔いる気持ちと一緒に実は僕の中で「やったぁッ!!」と思う自分がいた。

 枳工房の北川氏と室戸から帰って来ると、北川氏にはひとつの問題が起きていた。依頼されていた仕事でちょっとした手違いがあり、結構手間のかかる仕事をやり直さなければいけない。北川氏と女房殿が真剣にああでもない、こうでもないと段取りを話し合っている様子を見て僕が思ったのは「うわぁ、仕事のやり直しだなんてほんとに仕事してるって感じだなぁ。テレビのワンシーンみたいだ。そういやぁ、僕の仕事ではこんな深刻な場面ってまだないなぁ・・・」
 そこへ、自分自身のこの失敗話だったわけ。「オイオイ、僕も仕事してるじゃないか!!」(深刻さに欠け過ぎてテレビのワンシーンにはなれっこない・・・。)

 今回のことで仕事がひとつ進化した。名刺のサービスは「旭地区限定企画」ということで、遠方の注文は今いち消極的だったのだが、やってみれば何でもない。雨などの水の事故で名刺が濡れないように梱包して普通郵便で簡単に送れる。名刺のデザインチェックも森さんとのメールのやりとりで身についた。「それが進化か?」と言われればそれまでのことだが、僕の気持ちが変わることが一番大きい。ノリの悪い仕事は伸びない。ノリの良い仕事は必ず伸びる。さらに、名刺に関しては人知れず進化していることがまだある。チラシやホームページの説明では水にぬれるとインクジェット用のインクなので少しにじむ場合があると書いているが、チラシ作り用に買ったレーザープリンターのおかげで黒一色の場合はその問題は解決している。カラーの場合も光沢紙や写真用のプリント用紙を使用すれば、インクがしっかり定着して全くと言うほど問題ない。いろいろな用紙でためしてそういう用紙を入手出来るようになった。これからは、名刺にも力を入れよう。(ホームページの説明も変えなくちゃ!!)

 そんなわけで「いおきや」さんには迷惑をかけて本当に申し訳無かったのだが、工房GUSUKUは一つ進化した。今度室戸方向に行くときには必ず寄ります。この日記を読んでくれた高知県民、日本人、日本語が分かる地球人の方々!もし安芸市に行くことがあったら「あぁ、ここが工房GUSUKUの日記に書いてた「いおきや」か・・・」という感じで寄ってくださいネ。
 いいですか?いおきやさんですよ、いおきや!!
 
 そんなわけで工房GUSUKUは先客万来!うどんが大好きです!!