4月15日(火)

デジアナ

 

 何日か前に書いたK君のパソコン。大好きな「デスクトップ」で、相性がいいのか、ほとんどのことが寝ながら済んでしまった。しかし、サウンドカードのドライバをインストールしてもどうしてもうまく行かない。古いタイプだからドライバは、インターネットでひろってくるしかない。もちろん、ちゃんとメーカーサイトで提供されていて、インストールも難なく出来たのだが実際にコントロールパネルの「サウンド」や「マルチメディア」を開いてもサウンドカードを選ぶための窓がグレイなだけで、認識されていない。BIOSでサウンドカードがOFFになってる?とか、サウンドカードがジャンパの加減でOFFになってる?とか、自分でも分かってないことを分からないままに見てみるけど、元々僕の能力を超えている (-_-;)。パソコンショップへ足を運ぶ。別にサウンドカードを買って来て付けかえた方がマシだ。

 店の中を歩き回って気が付いた。ちょっと前まではふんだんに積まれていたパソコンのパーツがやたらと減っている。サウンドカードも以前は1,000円ぐらいから、箱入りの正規品も袋詰のバルク品もドッサリあったもんだ。どうもなにか起きている。どうも世間の傾向が変わって来ている・・・。

 僕たちが若かった頃・・・、今も若いからもう少し正確に書くと僕が20代前半、その頃は音楽を聞くにもレコードとカセットテープの時代。オーデイオ機器も「コンポ」なるものが主流でアンプは○○、レコードプレイヤーは○○、デッキは○○と、こだわりながらもマスコミに踊らされてるような、懐かしくもかわい気のある時代があった。違うメーカーの製品を約束事にそって配線なんかみんな自分でやったもんだ。そしてその内、もっと安直な時代がやって来て、CDとカセットとラジオとMDと○○と○○が全部ひとつの機械に納まっていて、音なんかはデジタル処理で上手に人の耳を騙してくれるタイプのものが主流になり、コンポの配線なんか分からない若い電気屋の店員がいてもおかしくなくなった。

 もしかしたら、パソコンにもそんな時代が訪れようとしているのかもしれない。省スペース型、ノート型の隆盛。1台で完結して、目的限定の割切った使い方。人がそういうことに気がついてない時にはやたらと主張していたことだけど、それが常識になりだしたら突然淋しくなりだすのが僕たち「アナログ人間」なのかも知れない。「効率」とか「採算」だとか「便利」だとか拒絶したがっている自分がいる。

 こんな僕と付き合えるパソコンたちは幸せだなぁ・・、デジタルとアナログの温かい関係・・。。