4月28日(火)

美術畑の不思議

 

 26日、27日の大道具からこっち、パソコン以外の仕事が続いている。今日はカラタチさんの手伝いでカルポートの7階、市民ギャラリーで開催される絵画の展示会の高所作業。絵画を展示するにはあまりにも天井が高すぎる。7〜8メートルはあるのかな?それでベニヤ板の帯をなん通りか作ってそれを壁の高いところに貼り絵画の展示位置と天井との間延びした空間を埋めるという作業。

 広い会場には出品者の人たちと作品の展示を手伝いに来ている若者たちが沢山。僕は絵の方には苦手意識が強い。学生の時、絵を書いてる友人も何人かいたが、その人たちは僕の知らないことを知っている不思議な人たちに見えた。だから、こういう場面に触れる機会も今までなかった。みんないろいろと工夫をしながら展示している。ただの手伝いというよりも、考えながら・・。この若者たちも絵画や造形をやっていていつかは展示会を開いたりというような思いをもちながら今を生きているんだろうか?

 作業の中で作家の人や、手伝いの人と一言二言、言葉を交わすことがあった。と言っても、「後ろ、通ってるから気をつけてくださーい」みたいなものだけど、皆さん普通の対応だった。自分が苦手なことを好きでやってる人たちが不思議に見えてしまうのはこちらの問題ってことか。僕はとてもノーマルなのに時々変人みたいに言われるのもその類なんだろうな・・・。

 面白かったのは、明日から展示会だというのに、今日の作業は今日出来るところまでやって、出来なかったことは展示会が始まってからでもやる、というあせらない姿勢。舞台関連では絶対ないことだし、音楽畑でもあまりないと思う。やっぱり不思議・・。カラタチの北川氏いわく、絵の方はこんな感じなんだそうな。こんなのもアリなんだなぁ。是非、取り入れたい姿勢だ。エッ?すでにお前はそうだって?

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ノーコメントです。

 2日間の大道具の後、結構しんどいだろうと思っていたが机仕事ではないので助かった。その代わり、夜9時過ぎにはごはんも食べないまま寝入ってしまって、翌日の朝までそのままのボクでした(^.^)