5月1日(木)

またまた絵画・・

 

 今日はまたまたカラタチさん。午前中は看板を付けに行ったり外しに行ったり。軽4トラックの二台にさらにキャタツをたてて看板を持って上ったり降りたりする。カラタチさんのところは結構高いところの作業が多い。そんな時はやっぱりスッキリとして柔軟性のある体じゃないと少々まずい感じ。どうれ、カラタチさんのためにちょっと体を絞るか・・・ナンテね(^.^)

 午後は、またまた絵画関連。高新画廊というところで、今回はもろ絵画の展示作業。「チャーチル会」といって、メンバーの方は年配の方が多く、やたらとお医者さんが多い。集まった絵には知ってる名前もある。へえー、あの人こんな趣味もあるんだー。

 そして、ここでも普通とは違う時間が流れていた。我々が会場に着いたのは1時ごろ。まだ全ての絵が届いていないので、絵の配置や順番が決められず、待ちの体制だ。何でも午後3時までにと言ってあるので必ずや3時ぐらいの人もいるとのこと。分かるような気がする。

 3時近くになり到着していない絵もあと1点だけとなったので作業にかかる。病院に勤めていた時も、病棟のスペースを利用したりして絵を飾ったりしたことはあったけど、それは全くのシロウトの技。カラタチさんに聞きながら次々と絵をかけていく。まぁ、慣れれば何のことはない作業。絵を飾る高さは目線のちょっと下辺りなんだそうな。画廊の事務員の方々も展示作業に加わって、便利な道具を使っていた。なんのことはない、絵の高さを決めるための物差しなのだが、床に置いて壁に立てかけ、140cmのところに絵の上下方向のセンターを合わせて高さを決める。その方法でなるほど展示のバランスがきれいに揃っていく。その道にはその道のノウハウがあるもんなんだなあ。

 そして、マイナス1点の作業が終わってもまだその1枚が来ない。カラタチの北川氏は他の作業もあるので僕だけが残ることにした。やってみると1点飾るぐらいのこと、そこにいる誰でも出来ることなんだけど、すっかり

「こういうことはプロの人にやってもらわないと・・・」

と、僕はプロになっていた。アハハー。そして最後の1枚が来て仕上げ。やけにすまながっていたなあ。チャーチル会の方々は温厚で上品な人たちで、その上、美術畑のゆったりとした時間の流れ方。いろんな世界があるもんだと再認識したのでありました(^.^)