5月 2日(金)

レンズ

 

 きのうのカラタチさんの仕事の最中にパソコンの相談電話が2件。その内のひとつは、先日大西屋・奥さんと一緒に質問の電話をくれてたTさんから。プリンターを新しく買ったのでドライバをインストールしたいのだがうまくいかない。家業の仕事の請求書の宛名印刷に使いたいのだが、もうその作業の時期が来てしまっているので電話の向こうからあせりが感じられる。

 プリンターのドライブのインストールなら、最近は誰でも簡単に出来るようになっている。CDドライブにプリンター付属のCD-ROMを入れると、自動的にインストールの画面が出て来て、その画面の説明と対話しながら作業を進めればいい。ところがよくよく聞いてみると、パソコンがそのCD-ROMをまつたく認識していない様子。

「CDの裏表は大丈夫?」

「もう一回再起動してみたら?」

「スタートボタンから『ファイルを指定して・・・』で、Dを選んで・・・」

どれもうまく行かない。

「CDドライブのレンズをクリーニングということもやってみて・・・」

などと話していたが、時間がユッタリ流れる絵画展示の場面とは言え、こちらは雇われの身。昨日の所は、とりあえずパソコンを休ませてあげて、というところで終わっていた。

 そして、今日の朝一。やはりうまく行かないの電話。これは僕が納めたパソコンの不具合だ。すぐ動かなくちゃ!念のためレンズをふくための液も持って一路土佐市へと。

 Tさんは宛名書きを手作業でやっていた。僕は、一番に綿棒を1本もらい、CD-ROMドライブのレンズを拭く。見た目には別にほこりをかぶってる様子もない。さて、どうだ!!

 なんとなんと、快適な動き。この機械、前インストール作業をした時あまりの遅さに首をかしげてたんだ。そういうことだったのか・・・。Tさんもその動きにビックリしている。

 他にも、立ち上げ時に固まることがよくあるということなので、この前身につけたパソコンの負担を軽くする設定にしたらとりあえずきれいに立ち上がった。ちゃんと動いてくれよ・・の思い。

 今度から、CD-ROMドライブのレンズはクリーニングして渡します。