6月16日(月)
MARINE BAIT
きのう書いた「整形学会」から帰って来ると家には一件の電話メモがあった。すごく近所の人からの電話。電話をしてみると、「発注書」を新しいものに変えないといけないので、それを頼みたい。うーん、発注書・・・。なんかいまいち状況が分からないけどまぁ行ってみよう。聞いたその人の家は、うん、何度かチラシを配った場所だ。なんかデザイン事務所っぽいところだったけど、そういうところは印刷物なんかチョンチョンなはずなんだけど・・・。
行ってみるとその家の入口には「MARIN BAIT」の文字。デザイン事務所ではなかった。中に入ると6畳ぐらいの部屋に7〜8人の若者たちがびっしり。なんか異空間に入った感じ。電話の主、小原さんはどういったらいいんだろう、クシャクシャって感じの顔つきの人好きのする若者。インターネットでハンドメイドのルアーっていうんだろうか、やたらとジギングって言葉が頭に残ってるけど、その注文を受けてそのナントカを販売する仕事をしているらしい。なるほど部屋の壁には海釣りの船上で大きな魚をかかえた人の写真とかがいっぱい貼られている。そこにいる人たちの会話からは「奄美に行った時は・・・」なんて、この小さな高知の片隅でイジイジとやっている僕には信じられないオハナシがなんでもないように響いてくる。この人たちどうやって生計たててるんだろう?まだまだ知らない世界が一杯だ。
依頼の内容自体は僕にも出来る仕事だった。今まで使っていた発注書、インターネットで問い合わせが来たら、その発注書を送って、注文をもらうんだろう、その扱い品目が増えたので項目を増やして作り直したい。うん、それなら出来る。
それにしても僕にはこの雰囲気は異空間だなあ。帰って来て、もらった名刺にあったURLを入力して彼らのサイトを覗いてみた。つくりはシンプルだけどところどころに「エッ?」っていうような仕掛けもあってすげえ。そしてあの部屋で見たような獲物を抱きかかえた釣り人の写真とかが一杯。ウーン、ここも異空間。好きな人にはたまらないだろうなぁ。
そして今日は昨日仕上げた「発注書」を携えて2度目のMARINE BAIT 。コピーして使うということだったので少し厚めの上質紙に印刷した。そして、ちょっとの変更だけで僕を呼ばなくてもいいように「発注書」を作ったエクセルのファイルもフロッピーに入れて持っていって小原さんとこのパソコンに入れた。これで僕は納得(^.^)
今日は小原さん一人だけで、しばし、ホームページの話とか、ネット販売の話をしたり。僕のこの日記にMARINE BAIT のことを書いてリンクもはらしてもらっていいかとか。
こんな身近にネットで仕事をしてる人がいた。そして、彼は何かあった時にはと、僕が半年以上も前に配ったチラシを机の中にしまっていてくれた。さらに、僕が最近気にしているカンバンのことも言ってくれた。
「僕の友達から『看板が出ちゅうデー』って聞いてました。」
実際にこの日記を書くのは少し遅くなったけど、小原さん、書きました。リンクも載せておきます(^_^)