6月26日(木)

舞台事にまつわる食い物に関する考察

 

 今日は久々の大道具。ところは高知市カルポート。この前は整形学会で来たもんだからタイトルが大仰になってしまった(^.^) 今回は、日本舞踊の美穂川流だ。

 平日に舞台というのは珍しい。今日のパターンは一日の内に仕込み本番をこなさないといけない。その大事な日を僕はすっかり忘れていて、昨日パソコンのスケジュールソフトを開いてやっと思い出したのだった。短大の授業中ではあったけど確認の電話をして来た龍史君、アンタはエライ!!

 美穂川流というところは裏方を大切にしてくれるところ。弁当がやたらと豪華だった。それが昼と夜の2回。朝の9時ごろから夜の10時までべったりの仕事だから2回になったわけ。

 この、舞台ごとでスタッフに弁当が出るというのには、それなりに意味がある・・・と、僕は思っている。この世界に入った頃は「へーぇ・・・」ぐらいのものだった。その意味に気がついたのは、病院勤めの時、創立何十周年の大きな行事を県民文化ホールでやった時のこと。僕は舞台事に慣れているという理由で「まさかの時要員」ということで何の役にもついていなかった。それが良かった。朝からアレレなことばかり。いつの間にかそこらを仕切っていた僕。おまけにその日は娘の結婚式とぶつかっていて、11時からの1時間ばかり僕は会場を離れさせてもらった。そして戻ってくると、12時だというだけの理由でほとんどの職員が外に食事に行っていた。オーイ、こんな時にメシなんか食いに行くなよー。準備十分じゃないじゃないかー。おまけにホールの担当の人はその場を離れられないのに弁当も出ていない。急いで僕が弁当を買ってきた。いちいち偉い人に承諾を得てる場合じゃない。

 そういうこと。弁当は、舞台という性格上、その場を離れることが出来ないスタッフへの拘束とねぎらいの意味があるのだ。

 そして、その日、娘の披露宴があるにも関わらず終了の確認をして最後にホールを出たのは僕だった。皆さんは時間が来たら「済んだ済んだー」で次の宴会に行っちゃった。アハハー(^.^) 病院の皆さん、そこらの意識は変えないといけないヨー(^.^)

 「考察」・・・になったかな?そして今日は食い物関連でおまけがあった。打ち上げに使った高知駅前のとある居酒屋。おにぎり2ケ350円。普通の値段。出て来たのはどんぶりみたいな大きさのおにぎりがちゃんと2ケ!!卵焼き1人前。出て来たのはタマゴ10ケぐらい使ったんじゃないかというような1人前!!カツオのタタキ。厚くて豪快なヤツがドーン!!ギヨーザ!!・・・

 もうよそう。あぁ怖かった(^_^)