7月20日(日)
皮肉な仕事の入り方
この金曜日から今日までの3日間、突然の大道具。実は突然じゃなくて前もって話はあったのだが、いつも目の前のことで頭が一杯の僕は、その時になってその気になる。今回は金曜の夕方から仕込み、土曜日は仕込続行+リハ、日曜日が本番という予定だったのだが、金曜日の朝から道具の積み込みというのが入って、もう、『突然』の気分になっている。
エ〜〜?そんなぁー!3日もパソコン仕事から離れるのかー?実はヒマなのに突然時間を惜しがり出す。
今回の大道具は結構大きな屋台ものがあり、道具をたたいたり(作ったり)絵を描いたりの龍史君、前日になって助が必要と判断した。最近は新しい作業場も用意していて、初めて行った僕はその広さと屋根の存在に感動した。金曜はスゴイと言えるほどの大雨が断続的に降っていたのだが、これなら安心だ。工房GUSUKUもこの1/5でいいから仕事用の事務所が欲しいなあ。
積み込みを済ましたら次は龍氏君の絵描きの手伝い。僕は絵とかはダメだし、まして、それが舞台に飾られて、多くの人の目にさらされるとなると手も足も出ない。龍氏君が書いた昔風の襖絵の輪郭の中を色で埋めていくという塗り絵の世界。(そう今回の舞台も日本舞踊だ。)僕の名誉のために言っておくが、それだってある程度技術と経験が必要なのだ。エヘン!そして何年かぶりに筆を持った僕の力はちっとも衰えず、以前どおりヘタだった(-_-;) アハハ
今回の出し物は日舞でも歌謡舞踊とかじゃなくて長ーい古典ものばかり。ひとつの出し物で30分、40分のものとかが並んでいて、それなりに重量感がある。3日間もその世界につかると「関わったー・・・」の感覚。そしてその3日間に何故かパソコンに関する電話がいくつか入る。いつもこうなんだ。いつでもOKの状態で家にいるとシーンと静か。ちょっと簡単には動けない他の仕事の時に限ってお客さんからの連絡が入る。道具は道具でひとつの仕事。パソコン関連はそれこそ自分で選んだ自分の仕事。そんなこんなをみんな仕事の連続と考えて素直に喜んだほうがいいんだろんなぁ。
今回は写真も数枚撮った。大道具仕事の紹介として、それとホームページ作りのひとつの実験して、その写真たちを近いうちにUPしてみようかとも思っている。みなさんも見てみて下さい。