8月16日(土)

 道具、覚書

 昨日、今日と大道具。ところは高知市カルポート。「四国洋舞台公演」ということで、四国四県のモダンバレエのダンサーたちが集まっての合同公演だ。第一部はそれぞれのバレエ団体の踊りで10作品、2部は内山時江先生の演出・振り付けによる「海鳴り」。

 平均すれば1ヶ月に1度あるかないかの大道具。関わり始めた年も30歳代後半で、生活維持のために時間的には大道具の何十倍にも及ぶ本業も持っての二足のわらじ。どうしても遠慮がちな関わり方だ。それでも10年くらいたつと、ダンサーの中に顔見知りの人も出来たり、自分では気がつかない内に身についていることもあったりして、ちょっと違った感じも出て来た。いつの間にか、「いい踊りするなぁ」とか「同好会っぽいかなー?」などと思ったり。これは今までなかったことだ。そして僕のドジぶりは昔のまんま。変わらないことの偉大さがしみじみと分かる。アハハ・・・(-_-;)

 1部の中の演目のひとつに「いのちの旅〜葉っぱのフレディより〜」っつうのがあった。そしてカルポートに張ってあったポスターでも「葉っぱのフレディ」の名前。何日か後にあるミュージカル仕立て(?)の出し物。「葉っぱのフレディ」・・・。いろんな人がいろんな形で感じるところあり、今注目を浴びて新しい展開に入っているのだろう。かくいう僕もひと月ほど前にその本を友人からもらった。

 ウーン、なにもいうまいか・・・。今はまだまだ道の途中。その時その時を大切に生きれたらいいんだけど・・・。人の人生も尊重しながら。

 舞台に立つ人達との会話があまりしんどくなくなってきた今日このごろ。毎日毎日、うまずたゆまず練習にくれてる人達って僕にとってはスゴイ人達なんだけど、みなさん良識ある普通の感じなんだよなー。みんな同じ人間なんだー(^_^)

 って、いつまでたっても成長のない子供みたいなこと言ってるミヤギ君でした。

 そういえばこの日記によく登場するカラタチの北川氏も一緒だったんだ。今回は美術担当ってなもんで、ただのカンバン屋さんじゃないんだよな。なんか僕の知り合いは一風変わってる人が多いかな?そして僕だけがまともだ、ウン・・・。