10月12日(日)

セ ミ

 バチッ!!という音とともに青い火花。 事件は作業の終了時に起きた。電源がついたままのパソコンに、繋ぎ忘れた2台目のハードデイスクの電源をさそうとしてショート。

 なぜか落ち着いている。そりゃ、無茶をしてるんだからこんなこともあるだろうよ。落ちたパソコンの電源を入れ直す。ウンともスンとも言わない。そりゃそうそうだろうな。でも、あわてない。

 パソコンがすっかりダメになったとしたら考えられる被害・・・。僕のパソコンは僕の創意と工夫と地道な作業の結集したものだからそれはかなりのものになる。それは・・・

ハードディスクを2台つけていて、WINDOWSを立ち上げるメインのハードディスクはさらにポケット型のケースでさしかえれるようにしていてXPとMEを使い分けている。1台で2役の、特別仕様。
CDドライブとかはこの2年ぐらいで何台もの世代交代をし、つい一週間ぐらい前にDVDも焼けるようになったばかり。常に最新なのだ。
2台目のハードディスクには大量のデータ。仕事関連や音、映像のデータがあふれている。音楽関連なんてCD500枚ぐらいはあるだろう。それと気に入っているラジオ番組をMP3にしたものも1年分ぐらい。これはダメになったらもうどうしようもない。

 まあ、機械としてのパソコンは使える部分はまた使えるし、データはそれこそショートしたハードディスクに入っているからハードディスクがダメになっていたらこの2年間近くの集積がとんでしまうけどそれもしょうがない。

 というより、確かめる前から騒いでもしょうがない、というのが僕の落ち着きの元。トラブルにもだいぶ慣れてきた。何度やってもパソコンは静寂を保っている。明らかに電気が来なくなっている。まずは電源をチェック。わからなかったら部屋に転がっている別の電源をつけよう。ひとつひとつやるしかない。他のことはその後だ。

 電源部分を外しながら、外してしまう前にもう一度試しておこうの思い。

 スイッチを入れる。

・・・・

 分からないものだ。復帰していた。じゃあ、バチッといったハードデイスクは?これも無事だった。

 今日は「ハードの日」と称して、仕事柄たまってしまった裸のハードディスク3台、裸のCD-ROM3台をとっかえひっかえパソコンにつなぎ換えて動作確認をしていたのだが、その度に電源を入れたり切ったりするのが面倒で、最後の頃にはパソコンが通電状態のまま作業していた。その時はショートせず、いよいよ自分のパソコンを元の状態に戻そうとした時にこれをやったわけだ。

 事が起きた時の落ち着きはプロだけど、事を起こしてしまう時のいい加減さはアマチュア以下。これぞ中途半端の極み、セミプロってところか。ミ〜ン、ミ〜ン、ミ〜ン(セミでーす。それと力のある各分野の「セミプロ」の方ごめんなさい。)

 まあ落ち着いて反省。今日は「ハードの日」より「バックアップの日」に変えようか・・・。