11月13日(木)

銀行さん

 今日は四国銀行の渉外の方が来る日。僕の家の塀には『工房GUSUKU』の看板をつけているので、それを見ての飛び込み営業だ。10日ほど前に、僕の留守の間に2回ほど見えて、名刺を残していった。

 そして、おととい・・・彼は、僕の短大授業の準備真っ最中に来て、僕と会った。さすがに火曜日はまずい。それで今日来てもらうことになったわけ。

 飛び込み営業だから当然彼の態度は低姿勢で頭も低い。そんなもんだ。しかし、銀行というところはしっかりとした「基準」というものを持っていて、例え担当が客に対してどんなに協力的な気持ちを持っていても、もしくは自分の成績をあげるために何としても要件を成立させたいと思っていても、ダメなものはダメ。

 そんなことは経理歴のある僕にはよく分かっている。僕の今の状態で銀行がどうみるか・・・。そしてそれは、春ごろ、やはり飛び込み営業で来た高知銀行の渉外さんとのやりとりで、証明された。最初から僕も人頼みの資金調達など望んでいない。渉外さんの相手をするのは、その人の大変さが分かるから、少しでも彼にとっての希望のつなぎと、僕の知らないタイプの別の道があればそれもよかろうという感じ。

 最初は頭を下げて「お役に立ちたい」などといいながら、経理的な数字をみたら「お貸しできません」というのも、本人もつらかろうなー。特にもともと「いい人」タイプの人は・・・。そして、今回のこの人はそんなタイプ・・・。

 だから、僕のスタンスは決まっている。『僕の知らない方法があればそれはいい話だから、とりあえず見てみます?たぶん今の僕の数字は「コレコレコウイウハンダン」になると思いますよ。僕としては期待しないからとりあえず、どうぞ、気軽に見てみて下さい。』

 銀行さんの顔に一瞬安堵の表情・・・。そんなことで、いろいろと工房GUSUKUの資料を渡したけど、資金調達はともかく、いい宣伝にならないカナーーッ!!(^.^)