11月16日(日)

愛媛にて(大道具)

 ♪こーんな日暮れの夕暮れ時にー、呼び出したりしてゴメンゴメン♪(^.^)

 昨日今日と、愛媛県の土居町というところで手伝い要員としての大道具。FM愛媛主催のアマチュア音楽祭、ゲストは僕らが若かりし日のヒットグループNSP。

 いつも日本舞踊とかバレエの舞台の裏方として動いていて、舞台関連というと「芝居とかやってるんですか?」「有名な歌手とか見れていいですねー」とか言われて、「イエイエ違うんですー」という感じだったのだが、今回は音ものだ。音楽ものだと、道具の道具らしい活躍の場はなくて、ホント人が足りないから呼ばれたんだろうと思っていたら、思いのほか舞台ごとやってないと大変という内容だった。分かっている側からみると楽勝ものだったけど。少しは力もついてるのかな・・・。

 感じたことやら出来事やら多すぎて、長くなるから簡単に箇条書きー。

○NSP・・・「笑ってくれよーウフフとねー」僕らと同世代のひとたち。若い頃に作った若さ丸出しの歌詞をこの年齢で歌うというのは結構心的エネルギーがいる。あの頃のまま、声もそのままで歌っていた。ある意味エライ!!

○舞台監督・・・非常に気さくな人。物事がうまくいけぱそれでいい。別に偉ぶりませーん。冗談で生きてまーす。9月に島谷ひとみのツアーに参加してそのままあちこちに呼ばれて気がついたら11月。僕もともと東京なんですけと゛ー・・・のノリ。世代としてはNSPを知らない後の方の世代なんだけど、しっかり勉強して口ずさんでいた。その割りに舞台の仕込み図は「今日始めて見ましたー」

○舞台仲間たち・・・みんないい人ばかり。少年の延長。仕事は仕事でシビアなんだけど、扱うものが舞台ごとなだけに悪い意味でのサラリーマンタイプはここにはいない。そして悪びれてない。音楽をかじってたりすると、フォーク畑の人間とかはロック・ジャズ系に引け目を感じて「NSP好きだったんだー」なんて言えなかったりすることがあるけど、同世代の照明の社長は「俺、はじめてコンサートに行ったの、NSPだったんだよー」。調光室で一緒に歌っていたそうな。ちなみに僕は袖裏でハーモニーをつけていましたー(^.^)好きだったかというと、同等だと思ってましたー。

○アクシデント・・・アマチュア音楽祭、出演者の写真をパソコンと液晶プロジェクターを使ってスクリーンに大写しする予定がリハの日うまくいかず、ある時は大道具、ある時は短大非常勤講師、ある時は看板屋手伝い、ある時は家庭教師、そして本命はーッ(ヨーーーー・・・チョン)パソコンの工房GUSUKUの宮城君が解決したのであった。

○愛媛・・・あちこちにホールがあって市や町ぐるみでこの季節には文化行事がひしめいている。これはいいよなー。いいのかなー。いいんじゃないかなー。

 以上、終わり!!にします。