12月14日(日)

ご近所

 昼過ぎ、出先からの車の中で携帯が鳴った。電話の主は僕の家のすごーく近所のSさんから。初めての方だ。

「筆王のイラスト集の絵を取り込めないので、教えてもらいたい。」

 Sさんは筆王2003を買っていて、来年の干支のサルの絵が少ないので追加する形でイラスト集のみを買ったとのこと。

「今帰るところなんで、すぐ行きますー。」

 行って見るとやはりSさんの家は見事な近所で、何度かチラシを配ったところ。迎えてくれたのは少し年配の男性だった。

 Sさんは機械的な不具合だと思ってる様子。症状をみたいから目の前で同じことを再現してもらい、説明書を見て操作方法の問題だと分かった。何度か同じことをやって説明し、ご自分でもやってもらい、その上で紙をもらって簡単な説明を箇条書きにした。なにしろ、字が小さくてこれじゃあ無理ない。僕だって読むのがつらかったから・・・。

 Sさんは、話では77歳というように聞こえたけど、記憶に自信がなくなるくらいもっと若い感じ。今も大きな印刷会社にお勤めとのこと。会社ではマックが何十台も並んでいる。今はそういう時代になって講習講習とみんな苦労してるけど、自分は早めに触り始めたのであまり苦労せずに今も仕事が出来る。

 あー、僕と同じだー(^.^) 1995年、世間がWindowsの話題で持ちきりだった時、そういう流行めいたものは意識的に避ける僕が、何故かその時は「これだ!」と思った。そして、借金だらけの状態でも何の迷いもなくさらなる借金をして一台のパソコンを買った。そのことが今になって教える側に立つか、教えられる側に立つかの違いを生んだような気がする。相性が良かったんだろうなー。

 そういう人がこんな身近にもいるんだ。そして、チラシを配っても反応無しで僕の近所にはバソコンがない!とまで思ってたのにこんな近く。しかも、最後のチラシから約1年ぶりでも声をかけてくれて。

 また、チラシくーばろっと・・・・(^.^)