2月14日(土)

レポート

 せっせとレポートを読んでいる。「医療秘書総論」・・・。

 2年前、この授業の話を受けた時、なにをどうしたものやら分からなくて教室担任のT先生にそのまんま尋ねた。

 「授業はどんな感じでやったらいいもんなんでしょうね・・・?」

 T先生のアドバイスは、ビデオや映像を使ったりすると効果的。素直に取り入れた。みなさんきっとそういう風にやってるんだろう。

 今回のレポートで授業の感想も書いてくれるように言っていたのだが、それによると、このビデオを使っての授業は結構ユニークだという感想が複数あった。へー、そうなんだ。

 毎回毎回、その時々の医療に関係するニュースをひろっていって、僕なりの見方、授業内容と照らし合わせての話、これも思いの外、良かったようだ。あんまり暗いニュースが多くて、最後の方では僕がイヤになって

「今日はもういいです。ニュースが暗すぎる。」

などと、済ませてしまったこともあるのだが、それなりに意味はあったみたい。

 今回は、おしゃべりに対してもっと怒れの感想がなかった。

 授業というのは一種のプレゼンテーションだ。先生だから偉い、生徒だから無条件にまじめに話を聞かないといけないというのは違うと思っている。話がつまらなければ寝る子もいるし、しゃべる子もいる。そこは素直に反省し、さらに工夫して伝えたいことを伝えるということを考える。ちゃんと出来てたわけじゃないけど、そこらの考え方が僕の中にもしっかり根付いて、少しの余裕になっていた気もする。

 最後の日に紹介した僕のおすすめの本なども、自分はあの本がよさそうに思ったから読んでみようと思うというような子もいた。

 こうやって何かが返ってくる手ごたえ、授業をやっている時期は苦しかったりもするけどいいものだ。単純に喜んでいるけど、それでいいんだよナー(^_^)