4月12日(月)

ドッチ　do you like ?

　きのう、車で移動している時に土曜日のＦさんが電話をくれた。そう、お医者さんの卵のＦさんだ。土曜日はプリンターの設定ということで大津まで行っていたわけだが、その時出ていた別の話として、インターネットの利用というのがあった。電話は携帯で済ますから、電話を引かずにインターネットを利用するにはどうしたらいいか・・・。それなら携帯関連のサービスで定額制の接続サービスがあるから、ドコモショップとかに相談してみたらいい。

　Ｆさんが行ったドコモショップは商売っ気がなくて、有線でのＡＤＳＬ接続を薦めたらしい。これはスゴイことだと思う。そしてＦさんのお父さんは電話を引くなら引いてもいいということになった。そして、もう一度僕に声がかかったわけ。

　「じゃあ、僕の懇意のＮＴＴの法人担当の人がいるから、なるぺくＦさんの負担がかからないように相談して見ます。今日は日曜でその人とも連絡が取れないと思うから少し時間をもらえますか？」

　そして、今日は月曜日、ＮＴＴの法人担当の竹田さんとも連絡が取れた。電話を引くなら72,000円とか、最初にお金がいるけど、ＡＤＳＬ利用のためだけに回線を引くのならほとんど無料に近いとのこと。やった！！その上、プロバイダの紹介や、ネット接続で不安があるなら少々のお手伝いもしてくれる。

　早速にＦさんに連絡を取った。

　「竹田さんという人を紹介するから、一度電話してみて下さい。立派な紳士だからダイジョウブです。それでネ、タダでやってくれるのならネットの接続設定も頼んだらいいヨ。そしたら、負担が少なくて済むからネ。それがダメで、僕の出る幕があるのなら、その時には僕に依頼してください。」

　「ドコモもそうだったけど、商売っ気がないんですね・・・。」

　そういわれりゃ、そうだなー(^_^;)　その時はうまく答えられなかったけど、こういうことだと思う。

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　竹田さんと打ち合わせしてＡＤＳＬの接続を頼み、ネットの設定は僕がやる・・・というやり方もあるだろう。でも、それじゃ僕はＦさんにとってただの小銭稼ぎの業者になってしまう。お父さんがインターネットで調べて、大切なお嬢さんに僕のところへ連絡をするように言ってくれた。会ったこともないのに、僕のページを見て僕を選んでくれた。それなら僕もできる限りのことをしたい。その場のお金は生まれなくても、そうすることでこれから先、僕はいつでも胸を張ってＦさんに会うことができる。そして、その後もこういう姿勢で仕事をする。

　そう、僕はお客さんにとって『ただの業者』になるような仕事はしたくないのだ。これは、ハッキリ言える。今日明日の目の前のことを馬鹿にする気もないし、その大切さも分かっているけど、だからといって、そこだけの一回限りの仕事もしたくない。この先、Ｆさんと一度も会わなくても、こういう気持ちはＦさんのどこかに残る。そこらがミヤギ君はさりげなく分かっているのだ。小手先の技で残るお金は4000円くらいのもの。

　4000円か、いいエピソードか・・・どっちを選ぶ？

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　しかし、ドコモさんも偉いなー(^.^)