4月17日(土)

イテテ・・・(腰痛)

 イテテテテ・・・(-_-;) いつ、どのタイミングでそうなったのか、大道具の仕込み中に右足の付け根というか腰が痛くなった。痛い場所に神経を集中すると頭の中に「蝶骨」という漢字が太字のゴシック体で浮かんで来る。きっとそこなんだろう痛んでいるのは・・・。なんなんだコレは、便利な頭してるよ。

 足を引きずりながらの作業。舞台関連は一旦引き受けたら絶対穴を開けてはいけない。一人一役、明日の本番が済むまではなにがなんでも持ちこたえなくては・・・。

 ずっと前にもこんなことがあった。その時は背中の肉離れ。土曜日の午後、どの病院もしまっていて、電話帳で探した接骨医に駆け込んだ。

「なにがなんでも明日穴を開けるわけには行かないんです。お大事にじゃなくて、とにかく明日一日持たせて下さい。」

「そんなことしてたら、また同じことが起きますよ。でも、明日は持つようにしてあげましょう。」

背中じゅう大きな吸盤でつけた赤い花丸(荒療治の内出血)をいっぱい背負って現場に戻った。

 幸いその後背中の肉離れは起こしていない。そして、今まで腰を痛めたことがないのは僕の自慢だった。一度ギックリをやると、それが癖になったり、その予感で自由に動けなかったりで、腰を痛めるとろくなことはない。そういう人が結構回りにいて、僕は自分が腰を痛めたことがないのは自慢だった。大道具をやってるとものの重心を感じ取る力とか、動かし方とかちょっと一般人とは違うんだよー、エヘン!みたいな・・・。

 さあ、これは一時的な痛みで終わるのか、「痛めた」の烙印が押されるのか。とにかく明日は乗り越えなくちゃ。

 言ってることはなんか使命感でカッコ良さげだけど、現実はなんともカッコ悪くてしようがない。何やっても腰引けてるもんねー。笑いもんダー(^.^)(^_^;)(-_-;)

 イテテ・・・(^_^;)