4月18日(日)
カザリ
「その岩ちょっと上手へ、ハイ、そこでいいです。その岩はキモ下手へ。ハイッ、道具OKです。」
なーにやってるんだろう、ボクはー。
道具仲間のいいところは腰痛で情けない僕をちゃんと笑ってからかってくれることと、だからといって痛みを全部無視していつもどおりを要求するでもないところ。
「宮城さんは飾り全体を見て、配置をチェックして下さい。」
ヒエー(^_^;)、ボクのチェックで飾りが決まってこの大きなオレンジホールの緞帳があがるなんて、そんなー。痛くてもいいから、道具を運んで言われるままに場所を変えたりしてるほうがいいヨー。
ついつい、そういう動きをすると
「だから、宮城さんは前に回って、飾りを見て下さい、飾りを!!」
腰痛より痛いオコトバ・・・(-_-;)
でも、こうしてみるといろんなことが見えてくる。いままで、言われてもピンと来なかった道具の置き位置とか「ナルホド」の感。それなりに上手、下手のバランスや舞台上の奥行き感などが湧いてきて、「ああして、こうして」が出て来る。
でも、真殿さんなんかワザと柳を違う角度で飾って僕が気がつくかどうか楽しんでいるんだもんなー(^_^;) 僕は気付かずに曽我さんに言われて、角度を変えるように指示をした(-_-;)
自分にできること出来ないこともハッキリしてくる。真殿さんが考えて準備した色紙の飾りなんかは
「この分は、真殿さんチェックして下さーい!!」なんて、その場でふったりして・・・。
腰痛のおかげでいろいろ勉強になりました。勉強はもういいから、明日は直ってクダサーイ!!