9月23日(木)

野崎さん来店

 今日のお客さんは野崎さん。ネット設定の仕事の窓口とふりわけ調整をしてくれている。昨日の夜電話がかかって来た。

 新しく入った仕事で、宮城担当のものが3件ある。金曜の分はルーターやLANボードも持参しないといけない。それを渡したいから今からいこうか、それとも明日にしようか?すぐに受け渡しをすることになったのだが、その時、今Macをばらしていて、続きは明日になりそうだと言ったところ、野崎さんが来るのも明日・・つまり今日になった。

「明日はひまやし、Mac は興味があるから明日ユックリ出て行くことにしようか・・・」

 野崎さんは僕と同じく病院職員として仕事をしていたこともあるのだが、根っからの職業はコンビユーターのプログラマー。僕にとっては本などで読んだことはあっても、正直なところおぼろげにしかイメージが湧かない頭脳プレイの世界。そういう世界で仕事をして、成り立っていた人なのだ。最近はそういう能力のある人が、不況のせいで活躍出来る場所が減っている。どちらかというと、ユーザーに近い「教える人」とか、{ちょっとしたお世話をする人」のほうがまだ仕事にありつける。だから僕なんかがいて、野崎さんのような人とも出会えたりするわけか・・・。

 野崎さんは、うんと入り込んだ専門職の人にあるような世間とずれたところが無くて、とても良識のある人。だから病院でも仕事が出来たんだし、仕事の調整とかも入念に出来るんだろうな。聞けば、とある合唱団にも所属しているらしい。

 そんな人だから、僕にも分る言葉で会話が出来る。ウィルス対策の情報交換をし、介護請求ソフトに関わった時の話を聞き・・・。

 リナックスの話からデータベースの話になって、合唱団の大会で1500人くらいの参加者の管理用にアクセスで作ったシステムを見せてくれた。「誰でも簡単に使うには少し作り足りないから、全部自分で入力した」と言いながらも、システム自体は割と楽に作り上げた様子。この道の人なんだな・・・。

 さてさて、Mac ・・・。電源の段階からウンともスンとも言わないということを聞いて、野崎さんはパッと見切った。そこらはちょっと範疇じゃない。そして、Mac に詳しいお仲間にすぐ連絡を取ってくれた。

 その人と話してみると、僕が取った確認事項はとても正解なやり方だった。そのこと自体はうれしいのだが、それが意味するところはいよいよ本体がいけないということになる。電源部分なのか、マザーボードなのか、そこから先はチェックの方法、部品の有無、僕の環境では無理だ。ウーン、店に持っていったら似たような中古を買った方がマシと片付けられそう。ウーン・・というかエーン!

 野崎さんは雨の中を帰って行った。そう、今日も雨・・・。

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 夜になり、またカミナリが鳴り出す。思わずメインのパソコンの電源を落とし、コンセントを抜いた宮城クンなのであった。こんなことするのは、初めてです(^_^.)