10月19日(火)

ボクの知らないボク

 朝、10時。久しぶりにネクタイにスーツ、ビシッ!!・・・

の人と会う(^.^)  僕はいつものヨレヨレ姿。これはこれなりにポリシーがあるのだ(^.^)

 会うのは、ニッポン高度紙の営業の人。必要があって医療請求用のソフトを探している。電話で問い合わせをしただけで、会うことになった。

「こちらの素性はろくに話もしてないのにいきなり来て頂いてありがとうございます。」

 と、言いつつ、僕は負担になっていない。僕が営業ならやはり同じように行動する。何が何につながるか分からない。来るものは拒まず、去るものは追わず・・、とにかくまずは会ってみる。それでいいのだ。

 それに比べると、飛び込み質問的に電話をしたときのこの会社の電話嬢は、相手がどこの誰なのか、どういう用件なのか、後の連絡、後の責任を意識した人を見定めるような杓子定規な対応だった。この人とは大切な話をする気になれなくて、こちらの素性は意識的に伝えなかった。これで、何も言って来なかったら縁がなかったってことだろう。富士通に電話した時もそうだったんだよなー。必死で仕事を取ろうと動く現場の人間と守りの場にいる人間との温度差なんだろうか・・・。

 しかし、この営業さんは違っていた。電話嬢から連絡を受けると即出張先から電話をくれ、「僕がどこのだれだかも分ってないのにいいんですか?」という質問に「いえ、全然問題ないです。」と答え、今日のことになった。

 こんなバリバリで、全国津々浦々回っている人と話をして、僕は通用するんだろうか・・?いつもニュートラルな僕は最初は全く自信がない。

 しかし、話をするうちに「僕の知らない僕」が出て来て、それなりに話はすすむ。理路整然と話す「彼」の表情に照れや苦笑いが出てきたら僕もホッとする。

 今日はありがりとうございました。当然他の業者さんにも声をかけてるし、いい返事が出来るかは分らない。でも、あなたの誠意は僕の中に残りました。

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 短大の授業、『医療秘書総論』。今年は少々さまがわり。今までと違って僕も少々忙し気味。準備に十分な時間が取れない。いきなり本番に突入の感あり。口が勝手に動いて、これがまた「キレイゴト」を言うんだ!・・こんな人知りませーん。