10月29日(金)

読み・書き・パソコン・・・

 今日の仕事はパソコンレッスン、宮城語で「パソレス」・・、が2件だ。 

 五台山のMさん、先日取り替えた「あげます企画」のパソコンは、今度は大丈夫みたい。

 M家の愛犬、バウさんも大分吼えなくなった。僕の場合行く先々のワンちゃんやネコさんがすぐなじむというので、それもお客さんとの信頼関係に一役買ってくれている。しかし、こちらのバウさんは最初はよく吼えたし、お家に着いた時には今でもよく吼える。今日聞いたところによると、どうも旦那さんの駐車スペースに車を停めているのが反感のもとらしい。そう聞くとなんともかわいいじゃないか。そのバウさんも最近は僕のそばでゴロンと寝ていたりする。

 Mさんのレッスンは今はワードの最初の方なのだが、前回の終わり際に仕事場で使っているエクセルの表の相談を受けた。順を追って、特に基礎的な部分をしっかりやった方が近道だと思っているので、その表に関してはあまり説明をせず、その場でパッと作った。

 当たり前と言えば当たり前の話だが、目の前にあればご本人はそれを使いたい。今日は最初にその要望があってその説明のために1時間ほど使っった。

「いきなり、こういうことをするより、最初の部分をしっかりやったら簡単なんですけどネー」

 今日の2件目、一宮の南さんも本来のレッスンを横において、今どうしても急いでいる実務の手伝い状態になっている。これをやってると、回数が増えるばかりで本人の力はあまり伸びず、経済的にも大変になるのだが、そちらも切羽詰っている。

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 昔は「読み・書き・そろばん」と言った。一時「読み・書き・電卓」の時代があったように思う。そして、今は「読み・書き・パソコン」・・。

 Mさんは看護婦さん、南さんは保母さん。『そろばん』の部分が『パソコン』へと変らなければ長い経験を持つベテランの専門職なのに、仕事をこなす基本的な部分の変化のために今苦戦している。なんか、それもむごい話だよなー。

 なんとか、実務に役立つ力がつくように、早くそれが実現するように僕もがんばらなくちゃ。

 みんな、「これから先必要になるから」ではなく、「今、困っているから」僕の仕事を利用してくれてるんだ。

 困った時の宮城だのみー!ってか・・(^.^)