12月6日(月)
自動取得
徳島での道具仕事でクタクタ。だが、世間は許してくれなかった。いきなりクレームの匂いのするネット設定が2件。他の人に振ってもらった筈の金曜日以降のものが僕を待っていた。
日程調整の連絡を取った野崎さんの話ではどちらも「今頃やっと対応するのにまた日付変更か」という反応だっとのこと。
「今頃やっと」という部分はこちらでは預かり知らない部分なのだが・・・。
「うまいこと対応をお願いします」とは野崎さんの弁。
疲れているので、あまりピンと来ない。今までも、ギスギスした視線の中で汗をかきながら設定をして、最後には笑って終わり、そのあともオマケのサービスで喜んでもらえた件もある。ダイジョウブだろう。
一件目の印刷屋さん。10台ほどのWindowsとMacがLANでつながっていて、設定依頼書では「Mac一台だけに設定を」ということになっている。この環境での設定をMacからやるのはしんどい。
「2台目からは有料になると営業さんは言いよったけんど、そうはならんろう?」
社長さんの発言は僕にも都合が良かった。設定はWindowsの方からやりたい。
「この依頼書の内容からするともらえませんね。」
いざ、作業にかかるとIPアドレスは固定になっているし、LANケーブルの接続系統は見えないし、ホントに疲れていて、頭がボーっとしているからこそ出来た作業かもしれない。社長さんも、使える長いLANケーブルを探して来たりでやけに協力的だった。
そして、Macに取り掛かるとこれはなんとIPアドレスは自動取得になっている。これならMacだけの方が良かったということになるのだが。
でもこれだけの環境でファイルとプリンターの共有を生かして、Win、Macとも設定というのは初めてのこと。そして、それは思いのほかスンナリと行った。
「また、何かありましたらよろしくお願いします。」
社長さんは気持ちよく見送ってくれた。
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2件目は司法書士さんの事務所。こちらも電話での連絡の時点から気持ちのいい応対。自力でやった設定でうまくつながらないがための依頼だとのこと。無線LANのノートパソコンは、見る限りIPアドレスも取得出来ているのに、どういうことか、ルーターの設定画面にも入っていけない。ユーティリティソフトを使ってなんとかルーターに入り込んだ。設定をして接続すると「接続失敗」のコメント。その時に表示されるヘルプ内容がヒントになった。IPアドレスが自動取得になっていない。
「このノートは他のパソコンとつないでファイルのやり取りとかしていたんですか?」
このノートは何ヶ月か前に買ったばかりで、そういう使い方はしていないとのこと。これは設定をする時に、説明書をたどりながら迷い込んでやってしまったものらしい。
短時間で修正し、こちらも気持ちよく別れることが出来た。
今日はIPアドレスにまつわる一日か。
僕の設定能力も内容に応じて「自動取得」できて、そのまま「固定」できればいいのだが・・・。