12月28日(火)
ダブル
ネット設定、今年の最後を飾るのは僕の担当、高須の高知大宿舎での仕事。依頼書には午前に工事で設定も午前希望とある。こういう時はやたらと待たされたり、意外と早かったりするので、前もって連絡しておいた方がいい。電話をした。
「工事はもう済んで、設定は今やってくれてますよ。」
ヒカリの導入工事とネット設定がごっちゃになっているお客さんもいるので、その設定の人にかわってもらい、やっていることの確認をした。確かにこの人はネット接続設定で来ている。どうも営業側の設定依頼がダブったんだろうな。一応フィールには報告をした。
1件の仕事で一日がプツンと切れない分ある意味ラッキーと受け止めよう。まとまったことが出来る。部屋を片付けようか・・。
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縁・・
夕方、昨日書いた越前町のEさんのお宅へ。パソコンラック、イス、パソコン一式を家の中へ運びながら話をしているとEさんの口から「三育学院」という名前が出た。岡山の三育学院というところにお孫さんが行っているという。
「三育って、セブンスデーアドベンチストの三育学院ですか?」
セブンスデー・アドベンチストというのは亡くなった僕の両親が所属していたキリスト教の会派。三育学院というのはその協会が運営している学校で、僕のいとこはそこの教師をしていて、今はアメリカかカナダの日本人学校にいる。
ただの偶然だとは思うのだが、「縁」とでもいう言葉を使いたくなるこのつながり方は不思議。もっとも「縁」というのは仏教用語らしいが・・。
ラックを組み立て、イスを組み立て、パソコンを設置した。パソコンがWin98のCDを要求した。イカン、パソコンの説明書一式と一緒に忘れて来た。
1時間後、Eさんの家にもう一度出て行くとそこには1月からEさんと一緒にレッスンを利用してくれる美容師のMさんが来ていた。
「先生、レッスンは来年からだからそんなに急がなくてもいいのに・・。」
いやいや、せっかくここにパソコンがあるのに半月余りもただあるだけなのはもったいない。
「ソリティアとか触っていてくれたら、マウスの扱いがうまくなりますから、やっていて下さい。」
それからひとしきりソリティアの説明。もうレッスンが始まったような空気。Eさんは僕の時間を気にしてくれて、何度かそのことを言うのだが、あのソリティアが最後まで行った時の嬉しくなるトランプの洪水を見せたくてやめようとしない僕。おかげで、お二人ともルールは分かってくれた。明日からMさんは毎日帰りにEさんのところに寄ってソリティアをやることに・・。
「なんかこの先の楽しみが出来たような気がします。」
ヨカッタ・・。