2005年2月22日(火)

調 整

 訪問系の仕事、今日は人から決められた予定はない。いくつかの宿題はあるが、みんなお客さんとの相談で日取りを決められるものばかりだ。

 4件ほど連絡をして、意識的に今日をあけるように段取った。今日こそはアリヒロ母のパソコンをなんとかしなくては。アリヒロ母が紹介してくれたNさんの「パソコンが使えないと手足をもがれたようで・・」という言葉が僕の頭の中で響き続けている。

 このパソコンは去年の3月にネット上のパソコンショップから取り寄せたもの。3年の保証をつけていた。今回のケースでは、Windowsのクリーンインストールしかないのだが、こちらでそれをやったがために保証が効かなくなってはいけないという思いで先週問い合わせのメールを送っていた。しかし、なかなか返事が来ない。昨日やっとその返事が来た。こちらで好きに触ってもいい。3年保証はハードに対するもので、OSやソフトの動きの不具合は対象にならない。

 昨日は昨日で詰め詰めの一日だったが、それでも一通りこれまでたどったことを繰り返した。そして、やはり再インストールしかないと判断。今日はそれを実行するのみ。

 取り掛かれば簡単なもの。HDDを取り出し、僕のパソコンにつけてフォーマットし、元に戻して再インストールする。心配なのはHDDがおかしくなっていないかということ。それさえなければスンナリ行くはずだ。

 そして、それは簡単に済んでしまった。簡単といってもHDDが120GBもあるのでそれなりに時間はかかったが・・。

 夜、越前町のパソレスに行き、予定の時間より早めに着いた駐車場からアリヒロ母に電話をした。今度の土曜日に届けることに。

 少し日があるな。CPUもメモリーも今様のスペックのアリヒロ母のパソコン。数値的には僕のメインパソコンの倍以上の力がある。映像処理とかどんなもんだか、「動作確認」と称して触ってみようか。

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 今日のその他・・。

 昼、17日の日記に書いた「一度話をしないといけない」と思っていた営業の人から電話がかかって来た。17日のその時の顛末を知りたいという。時々「設定依頼書」なるヒラヒラの紙一枚だけでのおつきあいのお嬢さん。顔が見えないし、どうも愛媛の方で受付しているみたいだし、どうやったら話が出来るのかとも思っていた。依頼書には営業の連絡先がなかったのだ。でも、ちゃんと先方から電話をして来た。

「一度話をしたいと思ってたんですよ。」

 インターネットのことを仕事にしている人間にとっては、一人のお客様は今日の10人の中のひとりかもしれない。でも、お客さんにして見れば、それは滅多にない何年かもしくは10年に一度、いや一生に何度あるか分からない不安に満ちたことだと思う。もっと丁寧にやらないといけないよね。

 そんなことはI さんも重々承知のこと。I さんはI さんで、一生懸命の誠意のある人だった。話を聞くと、あの不具合も分からないことではない。でも・・・、「でも」なんだよね。それをなんとかしないといけないのがその道の人間の考えるべきこと。(ほんとはもっと母体のNTTがしっかりせんといかん。)

 なににつけても、調整ごとというのは難しい。こちらを立てればあちらが立たず。精一杯やって、その上でダメなら「そんなこともあるさ」の捕らえ方も必要なのかも知れない。でも、「でも」なんだよな・・。