2005年3月12日(土)
丘の上
朝一番、我が家のすぐ近くにある桜の名所「水道山」に上って来た。この丘のことは2002年暮れの日記に書いたことがある。
高知市内を見渡す・・。
あの時は、東と西の、しかも見えないところにしかお客さんの顔が浮かばなかった。今ではこの市内のどちらを向いても数は少ないなりにお客さんの顔が浮かぶ。そしてあの山この山の向こう側の見えないところにも・・。
いろんな人に助けられて今ここにある。
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1週間ほど前に友人に頼まれていた調べごとをした。その友人の友だちのお子さんが難病にかかっている。友人は以前病院勤務をしていた僕ならそれなりに伝やなにかでなんらかの参考になることを提供できるのではないかと思って電話してきたのだ。友達思いのやさしいやつ。返事の遅い僕をせかすでもなく・・。
僕はと言えば、医療関係の知人に尋ね、はかばかしい答えが得られないまま、その後は正直忘れていた。
せめてインターネットで調べてなにか手掛かりでも・・。
情報として、それなりに収穫もあった。そして、不治と言われる病と闘い、同じ病気で悩んでいる人と情報交換をしながら励まし合っている人たちの姿も見た。
いろんな人のいろんな人生がある。自分のことしか見えずに、調子がいい時はさもなんでも分かってるようなことを言い、調子が悪いと自分が世界で一番不幸なように思ってしまう自分の小ささが見えた。
しっかりしないとな。