2005年4月2日(土)

『年頃・・・』  安芸にて

 最近、自分自身の「あれもやればこれもやる」式の切替が下手になったような気がする。

 ・・・

 と書きながら「最近か?」のもうひとつの思いも・・・。元々僕は不器用でものごとや心の切替が下手だ。

 などと書くとこの日記、暗くなりそうだな。

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 ヨシッ!!切り替えよう。 明るい僕でーす(^.^)

 そんなわけで今日の僕は「パソコンの便利屋」改め、舞台ごとの「大道具要員」ナノダ!!

 7:30 本来は照明の大ベテランの正木氏をはりまや橋で車でひろう。彼は今回は道具方で小屋に入る。正木氏は僕と同年代。照明という立場で長年舞台ごとをやっているが、僕から見た彼は照明屋というよりそれこそ舞台屋。全体像が見えていて、作品を知っていて、道具に関わっても少ない言葉ですぐものごとが分かる人。それの対極が僕で、何度聞いても何をしろと言われているのかワカンナイ。救われるのは分かるまで分かったふりをしないことと、それにも関わらず減らず口をたたけるあたりか。

「僕は重いとか、暑いとか寒いとか痛いとか、そういう仕事はしないんだから。」

「なんだよ、コレ、鉛筆より重いやんかー。」

 正木氏をひろった後はお絵かきのお師匠さんの真殿さんをひろいに行く。その車の中での正木氏との会話は短いながら僕にはよかった。

「一旦、家を出たらそれなりになんとかなるけど、出るまではイヤでたまらないんですよねー」

 そうか、僕らはそういう『年頃』なんだきっと。

 真殿さんもひろったしイザ安芸の市民会館へ。

 現場では久しぶりに会う顔がいくつも。

 照明の江野さん、スズシゲさん、中澤くん。音響の和田さん、お手伝いの芳江ちゃん。その他もろもろ。「その他」扱いのみんな、ごめんなさーい!

 みんな仕事仲間として僕と話をしてくれる。最近こういうの弱いんだよなー。

 ヒシヒシと必要以上に(?)ありがたみを感じてしまう。

 そういう『年頃』みたいですーー。キャピキャピ(^o^)/