2005年4月4日(月)

出会い屋・工房GUSUKU

 ネット設定越前町。

 お客様の住所にたどり着くとそこは登山用具の専門店だった。ここって昔、小津町にあったあの登山関連では有名な店じゃないのか?

 作業をしながらの会話でそうだと分かった。

「小津いうたら、この店のもう一つ前の前の時のことや。もう30年くらいになる。」

 学生時代の友人に登山部のやつがいた。そいつの名前をいうと

「うん、その名前は覚えがある。」

 会話の流れはいいのだが、こちらはプロバイダからの書類が届いていなかった。営業とも連絡を取ったが。今日のことにはならない。また後日来ることに。今日は、今日できることをしておいた。

 残念!!でも、お客様との触れ合いという意味ではラッキー!!(^.^) また来れるわけだ。

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 さてさて、次は中久万のYさん宅。ADSLの派遣工事が終わったところへ設定の僕が行く段取り。

 行って、ADSLのモデムを取り付けるとADSLのランプが点燈しない。

 ん?こんな文この前も書いたような・・。

 営業さんに連絡してNTTと連絡してもらうと、またもや局内工事が済んでない。

「普通、派遣工事の人がそこまで確かめて帰りそうな気がするんだけどなー。」

「そうですよねー」

 とは、NTT系列会社の営業の人の言葉。この会社は日記にいつも書いてた会社とは隣り合わせのまた別の系列のところ。こことはコミュニケートが出来なくて、設定にしに行ってもトラブルが起きた時に相談先がなくて困っていた。それが、この前の「ピカイチ」の件からあと、相手の姿が見え始めた。こんなことを通して会話が出来るようになる。トラブルもまたよし。

 ADSLが開通した後の作業は見事なくらいスムースだった。

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 さあ、次は土佐市は新居の設定仕事だ。なじみのあるS病院の駐車場を通らせてもらい、海辺の町独特の家と家の軒先が触れ合うような路地を抜けてYさんの家へ。

 訪問連絡の電話をした時から感じたYさんの飾らない人柄。道が分からなくなって電話をすると、丁寧に説明してくれ、家の前の分かりやすいところで待っていてくれた。

 どういったらいいのだろう。「人の良さに他意がない」とでも表現したらいいのだろうか。海辺の町の素朴でほんとに気のいいお兄さん。(といっても僕と同世代。) なれるものならこんな人になりたかったな。

 こちらでもプロバイダからの書類が到着していなくて営業さんとのやりとりが発生。その最中に村(?)のサイレンが鳴り出した。

「いかん、火事や。いかんといかん。」

 Yさんは消防団に所属しているらしい。

 その時のYさんの表情には、この人の人柄がよく出ていたと思う。「なにはともあれ、いかんといかん」という緊張感と、僕とのやり取りを中断しないといけない済まなさという二つのことが一瞬の表情に・・。こういう人をほんとにいい人というんだろうな。

 幸い、サイレンは誤報だった。

 来て、よかった。