2005年4月22日(金)

決戦は金曜日

　午前9時。「アーネスト大谷公園町」と言う名のマンション。ここは僕にとってなじみのあるところ。養護学校の先生をしているＩ さんが僕のチラシを見て呼んで下さり、10階にある彼女のお宅へ何度か足を運んだ。

　このマンションの高い階から見る眺めはいつ来てもいい。眼下には学芸高校、朝倉地区、北には高知市街、南には山を透かしてその向こうまで見えてしまう、僕の場合・・。

　9階の部屋の今日のお客様の部屋では小さめな音でノラ・ジョーンズが流れていた。

「このマンションのこの環境で、ノラ･ジョーンズっていうのはいいですよね。」

　設定仕事はひっかかったら目も当てられない。うまく行くまで軽口は叩かないほうがいいのだが、これは、仕方ない。いいものはいい。

　今回はいつものネット接続・メール設定に加えて、テレビ電話のフレッツ･コミュニケーション、公共の施設でインターネットが使えるフレッツ･スポット。ここまで、アイテムが揃ったのはこれまででも初めてだ。今から思えば、これにＩＰ電話が加われば完璧5点セットだった。

　よくしたもので、昨日谷病院の谷君のところでフレッツスポットのことも触っていたから、ものごとはスムースに進む。

　お客さんのＮさんは少しシャイな感じの若いお嬢さんで、フレッツ・コミュニケーションやフレッツ・スポットの複雑な設定をやる僕に気を使ってくれる。

　そんな人だから、僕も落ち着いて、今日の4点セットが簡単に出来たんだろうな。

　「アーネスト大谷公園町」にはノラ･ジョーンズが似合っている。

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　2時半には一宮のＦさんのところへ。

　Ｆさんのところへは昨日も行っていた。昨日はNTTアクトの営業Ｉ 君と一緒。

　お客様のＦさんはオークションで大きな成果をあげている企業家タイプの人。毎日何十件ものメールのやり取りをしている。それが、パソコンが思ったように使えないのは彼にとってはとんでもないことだ。

　リカバリーをしてもパソコンの動きが改善されない・・・、それが僕の課題意識。ＮＴＴアクトのＩ 君はヒカリを薦めたにも関わらず、状況がよくなっていないというのが課題意識。パソコンの動きが悪いのもヒカリの導入で改善されると考えていた。

　共同作業となった。

　営業職とは言え、Ｉ 君もその道の人。そのI　君や、彼が電話で相談するＳ君、そして、僕。この3人の目のつけどころがどれも同じで、それに対処する方法も似たような道をたどる。そういったことから、原因は、不本意ながら、パソコンのハード面での不調としかいいようがないことにたどりつく。

　原因は原因。困ってる状況は状況。Ｆさんは2台のパソコンをＬＡＮでつないで使っていて、今回の問題のパソコンが仕事のメインとなっている。これでは仕事に支障を来たすので、1階と3階のパソコンを入れ替えることにした。

　それが、今日の僕の仕事だ。

　1階と3階のパソコンを入れ替え、それぞれの残して置きたいデータを相手の共有フォルダに退避した上で順番に入れ替えていく。

　作業のためのチェックリストを作り　一回一回の作業を指差し確認、チェックリストに記録を残して、ひとつひとつ丹念にやって行く。

　果たして、作業は終了。2時半から7時半。

　1階と3階のデータの共有で出て来た問題の時にはすっかり疲れ果てていて、仕事仲間の竹内さんにＳＯＳ。回らない頭で考えるよりここはＳＯＳで解決した方が利口。

　竹内さんのおかげて、共有の問題は理想的な形で完了した。

　竹内さん、ありがとうございます。この恩は一生忘れません。

　短いかも知れないけど・・・

　アハハ、これは僕の感謝の気持ちを表す時の決まり文句なので、ご心配なく・・。。

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　そのあと、さらに昔の仕事仲間、朝倉のＷさんのところへも行っていたのだが、今日はＦさんのところが一段落したところでおしまい。

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　決戦は金曜日。

　1件、落着・・・。