2005年5月12日(木)
癒し・・
久々の谷病院。
作業途中で若い栄養士さんが表を作りたいということで、ちょっとしたエクセル指導。僕のお客さんの傾向は年配の方が多くて、若い人には僕の教え方はどうだろう・・というのがあったのだが・・。
見直した。
僕を・・・
僕が・・・(^.^)
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NHKの長寿もの、「みんなのうた」。僕はその大ファンで子供が小さい頃はたった5分のその番組を毎日こまめに録画して、それを別のビデオテープにダビングして何本かのビデオテープを作ったりしていた。ヒットねらいではなく、子供・大人全般に向けての歌作りでその時々のアーチストが自由に冒険していて、「みんなのうた」はそんな作品の宝庫なのだ。
若い頃は、みんなそれが分かるだろうと思って結構言いふらしていたのだが、あまりの反応の無さにいつしかそれを言うこともなくなっていた。
上に書いた栄養士さんの表を印刷しに病棟に行った時、僕の携帯が鳴り出した。僕の携帯の呼び出し音は谷山浩子の「メトロポリタンミュージアム」。僕の「みんなのうた教育」を受けた上の子が先日僕の携帯に入れてくれた。
そして、そこにいた「病院に潜むアーチスト」Nさんが反応した。彼女も「みんなのうた」のファンで、ビデオに取ったりしていたんだそうな。「みんなのうた」で盛り上がれる人がこんなに身近にいたとは・・。おまけに、僕の小学2年くらいまでの思い出「お話出て来い」なるラジオ番組、実は今もやっていてNさんは今でも聞いているという。
「出ーてこい、出ーてこい、おーはなし、出ーてこい♪ って、アレですよね。」
この歌が出て来る人間もなかなかいない。
会話はせんといかん。
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僕の学生時代は、「はしパン」・・パンの耳で食いつなぐような貧乏生活だった。なんと谷君もそれが分かるような生活だったらしい。これは驚き。
谷病院、今日は発見の日。
あの日のタンポポたちは黄色い花こそもう無くなっていたが、いくつかはまだ風に吹き飛ばされず、真円のフワリとした綿帽子になってそこにいた。
どうぞ、君たちは、強い風よりもやさしいそよ風の日を選んで空に舞い上がって下さい。