2005年6月5日(日)

打ち上げ

 今回の日舞の会はリハも本番も早めの終わり。

 6時台に一度家に戻りそれから反省会へ。

 「反省会といいながら実は酒を飲む」などと、いつもふざけた調子で書くから、そのとおりに受け取っている人もいる。

 確かにそのとおりで、ドンチャンだったりワイワイだったりするが、『打ち上げまでが仕事』というのは、我々の間ではそこそこ当たり前。

 舞台仕事は一度として同じものはない。使うノウハウやその場その場の状況は確かに同じようなことがあるが、それはあくまでも「ような」であって、「同じ」ことなどひとつもないのだ。

 酒の場で、今日の失敗を責めたりちゃかしたり、うまくこなしたことで胸を張ったり、そんなこんなの中で、ベテランの口から出てくる、過去の経験の「あんなこと」、「こんなこと」、「そういう時はこうしたらいいんだよ」のアドバイス。

 経験の浅い人間からの素朴な質問や、知らないゆえの新しい発想。

 そういったものがガチャガチャと混ざり合って、その騒音の中でいくつかの純音が浮き出て来て、それがメンバーの成長と堕落に役立つ。「堕落」はいらんか(^.^)

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 ほんとは、事務仕事や普通の雇われ人仕事だって、「同じ」ことなんてひとつもない。

 舞台ごとは時間の経過に伴って、緊張と弛緩が織り成す瞬間モノで現場自体が通常の生活からかけ離れているから、そういうことがハッキリしているだけのこと。

 でもこの世の中で、「同じ」ものなんてなにひとつないのだ。20050606

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 だから、毎日『反省会』はせんといかん!!

 酒じゃー、サケー!!

 って、またヘンなところへ着地してしまったヨ (-_-;)