2005年6月18日(土)

迷子と電話の日

 南国市岡豊滝本・・。

 幹線から少し奥に入った、20軒くらいの家が居並ぶほんの一角で、道に迷いながら行ったりきたりの車があった。なんか僕みたい(^_^;) 親近感さえ感じる。

 そして、当の僕自身もその車と同じように行ったりきたりしている。地図を調べて、さっきの車が入っていったところへと後を追うことになった。あの車がこの先で立ち往生していたらたまらんな。道はとても細く、しかも坂道だ。でも、僕の行き先もこちらの筈だし・・。

 案の定先ほどの車が細い道の真ん中に止まっていた。相手はすまながっているが、僕は平気。僕も迷ってるんですー(^.^)

 その車の人と話をしていた女性が勢いよく僕の車の横を走って行く。通りすがりに

「すみませーん!」

 誰々さんが来てて、あっちの方にいるよと、誰かに伝えに走っているような印象。

「イエイエ大丈夫ですー。それより、ここらでKさんというお宅はどちらでしょうかー?」

 走っていたにも関わらず、彼女は僕の質問を聞き逃さなかった。そして、戻って来て道を教えてくれる。

「あそこの道までバックで戻って下さい。そして、右側の道に進んで下さい。そしたら、そちらの方で待ってますから。」

(エッ?急いでどこかへ行こうとしてたんじゃないの?)

 彼女は車のバックの声をかけてくれ、車か曲がり角についた頃には姿を消していて、僕が言われた方向に進んで行くと、そこで待っていてくれた。そして、目的の家のすぐそばまで行ってその家を示してくれる。

 少々感激、とても感激。彼女にとってはそれはとても自然なことのようで、親切を気取るでもなく、なんの他意もない当たり前の行動のように見えた。。

 ウワァ、スゲー、あんな人になったらいいんだなあ。

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 大体今日は道に迷う日。一件目の南国市十市ではかなり広い範囲をぐるぐると何度も同じところを回ってしまった。というより、今度はこちら、次はそちらと試しに選ぶ道が何故か同じところにつながっていて、僕の記憶にある風景はちっとも目の前に現れてこないのだ。とうとう、龍史君に電話して道を教えてもらった。そして、お客様の家の近くまでいってまた分からなくなり、電話をして近くまで迎えに来てもらったんだ。

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 そして、今日はリピートの電話の日でもあった。十市で道に迷っている最中にOさんという方から電話。YAHOOの本登録のことでこの日記に書いたこともある。時々思い出してはもう声はかからないのだろうかと思っていた。でも、半年もして、ちゃんとまた電話をくれる。ありがたや。

 岡豊での作業中には、これまた1年くらいご無沙汰の、ネットから僕に仕事をくれた第一号のKさんから電話。ウィルスにやられたので診てほしい。

 そのあとも目覚まし先生やら、越前町のMさんやら他にも何件も電話が入る。今日はパソコン相談の日らしい。

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 Oさんは明日にしてもらった。今日の最終仕事はウイルス退治だ。

 延々、4時間近くの格闘の末、パソコンは息を吹き返した。

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 フウー僕は息が切れそうだ(^_^;)

 ウィルスは好かん。