2005年7月18日(月)
今日はOさんのところ。この前までは「ラスト・サムライ」のOさん。
医療情報管理士のOさんは、再々人前でパワーポイントを使って発表することがある。パワーポイントでスライドを作る分には別に僕の助けは不要な水準にまで来ていると思う。
でも、彼女は僕を呼んでくれる。
「今でも、僕に役に立てるシーンは残っているんだろうか・・?」
と、思いつつも彼女の気持ちが分かるところもある。
病院、事務畑・・。そこらの感じが分かる人間の客観的な目が欲しい。僕はオブザーバー的な意味で価値がある。
でも、それだけだと、今はパソコンのことで仕事をしている身としては少し肩身がせまいかなー。おずおず・・。
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スライドは手付かずだったが、Oさんは発表用の原稿とその元となる分析的なことは全部済ましていた。
入退院する患者さんの、診療科別、地区別のもろもろの数字をグラフ化し、分析している。
結果としては、日頃「なんとなく」病院職員が感じていることが、数字を通して如実にそこに出ている。
発表用の原稿をまず読んで僕の口から出たのは・・・、
「スゴイ、これ面白いワー!! 仕事しゆうやいかー!!」(うんと勢いよく読んで下さい)
それからの2時間、しっかりと伝えたいことを持っているOさんと、それをスライドに載せて行く僕の共同作業は密度の高い、手応えありの作業になった。
エクセル上の複数のグラフをグループ化してパワーポイントにヨイショと持ってきたり、違うスライド上のグラフの大きさを統一したり・・。そういう場面では、まだ僕の技術的価値も残ってたし・・。 実は大したことじゃないんだけどネ(^.^)
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久々の充実感。神経集中の度合いは他の仕事も同じで、ウィルスものなどはこの何倍も消耗する。
でも、仕事の向こう側に悪意の人間がいるのか、この仕事を通してものごとが前向きに進むのか・・。その違いは大きい。
気持ちのいい達成感が残った。そして、同じそれをOさんも感じているのが分かる。
手ごたえあり!!
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Oさんには別の手応えもあった。最後の作業でのパワーポイントの背景選び。少し、儀式っぽい。
彼女は原色大好き人間。信号機みたいな人。
葛飾北斎の、大きな波頭の向こうに富士山が見えてる、そんな絵の波頭だけのやつがパワーポイントには用意されている。
彼女は大胆にもそれを選んだ。
どこの医療関係のパワーポイントを使った発表でこの絵柄を選ぶ人がいるだろう?
「奇抜?」
ハイ、奇抜です(^_^;)
「ヘン?」
ハイ、ヘンかも・・(^_^;)
でも、内容が絵に負けてないから問題はないかなー(^.^)
今回のオチはこれだった。
別にお笑いじゃないんだから、オチは要らんのだけど・・(^_^;)
今日は背景も少しキツ目にしました(^.^)