2005年8月9日(火)
ネット設定2件のうちの1件目の話を書いておこうか・・。
1件目は設定前にパソコンの調子を見て、必要によってはリカバリーもするということで出向いた。
お客さんははなからリカバリーするつもりで、その場合は別途仕事扱い、つまり有料ということも了解している。
でも、パソコンを前にするとそれほど重症にも思えない。
なんでもかんでもリカバリーすれば元通りというのは、パソコンを相手に仕事をしている身としてはくやしい気がする。いろいろやったあげく、それがだめだったら「リカバリー」ということになる。それが僕のリカバリー感。
しかし、その場合は、不具合を直すための努力と時間、それに加えて、疲れ果てた頭で敗北感を感じながらリカバリーするということになる。だから、お客さん了解の上ならサッサとリカバリーした方が絶対利口だ。
しかし!僕は馬鹿なので、つい「ちょっとやってみようか・・」と思ってしまった(^_^;)
やり始めたらその作業がひと段落するまでで1時間なんてすぐ過ぎる。リカバリーしたとしても時間はそれくらいで済むかもしれないのに。
さて、今日の試みの結果は・・。
パソコンの動きはよくなり、お客さんが言っていた「ネットにつながらない」ということもなかった。
「これで、しばらく様子を見てみて下さい。それで、やっぱりおかしいということだったら、もう一度ボクを呼んで下さい。」
この作業の報酬は「達成感」。もちろん、接続設定の部分は仕事だからいいとしよう。
今回のボクのやり方はあまり利口じゃないかも知れないけど、ろくに何もしないうちからすぐリカバリーを薦めるパソコン屋さんは僕はおすすめじゃありません。
リカバリーはリカバリーする以外どうしようもない、という時に発想することじゃなかろうかと思っています。
また、違う思いになることもあるかも知れませんが・・(^.^)