2005年10月24日(月)

請求処理用パソコン

 道具明けの月曜日。今日は9月の終わりに約束していた民間の介護事業所での仕事が1件。内容的には少し重量級。

 請求処理に使っているノートの動きが先行き不安なので、デスクトップを導入する。そして、ノートの方で現在やっている在宅ケアのソフトとそのデータ、伝送ソフトをこちらへ移行する。作業自体は、ひとつひとつの要素に分解すればそれほど大変なことではないはずなのだが、どれも僕が普段触っているものではない。依頼主のSさんも、介護のソフトのデータがちゃんとそのままデスクトップに移せるのか、伝送ソフトの設定もちゃんとできるのかを気にしている。

 理屈からすると、説明書きどおりにやればうまく行く筈だし、他にもいろんなことに追われていたので、今日の今日まで全くプレッシャーはなかった。でも、さすがに現場で作業を始めると慎重になる。

 なにかひっかかった時にすぐ調べごとが出来るようにまずはインターネットを利用できる状態にして、ウィルス対策を講じる。そして、介護のソフトをデスクトップの方にインストールし直し、ノートの中のデータのバックアップを取ってデスクトップの方へ読み込む。ここまではスムース。といっても、こんな作業は今日ソフトの内容を読み取って初めてやること、それにソフトの扱いはあまり分かっていない。僕が分かっているのは、バックアップとはどういうことで、このソフトの場合の手順はどうかということ。だから、いつもそのソフトを触っている看護師さんにデータがノートのままで、今までの延長として今後の処理が出来るようになっているかを見てもらう。・・・合格。

 さあ、次は伝送ソフト。S氏は請求データを伝送で送る相手方に電話で聞きながらかなり苦労してこの設定をしたと言う。だから、それがちゃんと出来るかを心配している。

 アハハ、それ以前の問題があった。今回新しく入れたパソコンからISDN機器を動かすためのドライバCDがない。前はNTTの人が来て、全部設定して行って、その時にCD-ROMとかは残して行かなかったとのこと。

 インターネットが役に立つ。NTT西日本のページからたどってISDN機器のドライバは入手出来た。

 簡単に書いているが、実際はこれが一番大変だったかな。なかなかドライバのダウンロードページに行き着かず、やっと行き着いたら、ここで提供しているのはアップデート用のファイルで、元のCD-ROMも必要なような説明書きだ。

 でもどう探してもこのページ以外にドライバソフトのダウンロードページはないし・・。とに角やってみよう。

 そして、やってみたら・・うまく行った。日本語って難しい。

 やりながら、うまく行かなかった時の対処法がチラチラと頭をかすめて・・・、こういうのが疲れる元だ。

 S氏が心配していた伝送ソフトの設定自体は説明書をたどったら割と簡単にすんだ。とりあえずのテスト送信なども出来て正常。あとは実際に請求データを送ってそれがちゃんと相手に届けばほんとのほんとに今日の作業が終わったことになる。その時期は、医療界の請求処理の共通事項、月末で閉めて請求業務をやって10日までに請求を出す、その時になる。

 この請求でこの事業所が毎月どれくらいの額の請求をしているのかは知らないが、額は関係ない。やはり業務用に使っているものを触る時は神経を使う。作業が終わったときには自分でも疲れているのが分かった。それと一緒に充実感も。

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 帰りにPCデポーに寄って本を買った。DVDのバックアップ関連の本。DVDの中身を編集できないか、DVDをCDに焼いて同じように使えないか・・。似たような時期に2人の方からそれぞれの質問をもらった。順序良くまとまった本があったので即購入。このタイミングはなかなかいい。元々好きな分野だし、これで今日の疲れもいい方向に解消されるだろう。