2005年11月9日(水)

帰 高

 福岡市宇美町を8時に出た。大宰府のインターから高速に乗り一路別府へ。来た時はひどい天気で一山過ぎるたびに霧やら雨やらで景色など見れる状況ではなかった。でも、帰りは上天気。紅葉がきれい。山並みがきれい。もう11月なわけだが、紅葉に気がついたのは今年初めて。僕が気が付くのが遅いのか、紅葉が遅いのか・・。

 別府-三崎のフェリーは12時40分発。来る時は寝ぼけた頭で、なんとなく高速に乗って、なんとなく長崎まで行き着いたので高速のどこで下りたものやら、下りてからどうやって港まで行ったものやら分からない。って、来た時と同じことか・・(^_^;)。今度は間に合わないといけない時間というものがあるから、別府に近づくにつれ少し気になりだした。でも、それは別府に近いパーキングエリアにある案内地図でほとんど解決。少し余裕の11時40分に別府に着く。

 いかん!入り口付近とは言え福岡に行ってたんだから辛子明太子を買おうと思ってたのに買い忘れてしまった。でも、それは別府のフェリーの待合室の土産物屋で発見。あまり目立たない陳列なのがもったいない。もっと目立つようにしたらもっと売れるはず。僕みたいな人は結構いるだろう。

「福岡で買い忘れて、まさかここで買えると思いませんでしたヨ。」

「そう、おっしゃる人が沢山いらっしゃるんですよ。(^.^)」

 土産物屋のお嬢さん分かってるんだ。もっと目立たせましょうー!!

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 フェリーの窓から見える佐多岬。ここには何年か前に夢で来たことがある。夢だから、視界もドラマチックだった。飛んでいる鳥が空から見下ろすようなアングル。そして、その佐多岬は、海辺の町特有の、軒先がくっつくように建っている家並みのすぐ向こう側は瀬戸内海、家並みのこちら側は豊後水道という、絵に描いたような細い細い佐多岬だった。もちろん、実際の佐多岬はもっと大きい(^.^)。フェリーは2時間10分で三崎に着いた。

 三崎港の前の店で名物のじゃこ天を買い、後は高知に向けて出発。

 須崎-三崎の道は、197号線だけをたどればいいのだが、大洲で一度だけ高速の無料区間に乗って197号線からはぐれる。来る時は問題なかったが、帰りは違うところから下りて少し迷ってしまった。四国の山越えは少しでも明るいうちの方がいいと思っていたので少々あせったが、土地の人に道を尋ねて軌道修正。

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 いやあ、明るいと明るいなりに四国の山越えはやっぱり大変だ。今度は他に走る車が多い。慣れないものにはどう曲がっているか分からない道をみなさん結構なスピードで走っている。土地の人なんだろうか。広い道ではないから後ろに車をひっぱりたくないので、こちらもそこそこのスピードで走るのだが・・。その内暗くなるとこんどは他の車のライトのまぶしいこと。

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 でも無事帰り着きました。さあ、明日から僕の日常へと戻る。

 長崎にいる間みごとなくらい携帯に電話がかかって来なかったので、帰り着いてからのことが少し心配だったが、フェリーに乗ったあたりから2件の電話があり、まるで僕が高知への帰途についたことが相手に見えているよう。

 まあ、今日は何も考えず眠るとするか。

 以上、数日に渡る長崎への帰郷記録オワリッ!(^_^) なかなか充実した日々でした。

 いかん!チャンポンはなんとか1回食べたけど、ラーメン食べるの忘れてたー!!