2005年12月28日(水)

西・東

 久しぶりに高知市よりも東方向のネット設定、土佐山田。

 僕の場合、いつもは土佐市方向、つまり西方向が多いような気がする。

 何がそう感じさせるのか、西方向に行くと澄んだ田舎の空気感、東方向に行くと、そこが田舎であっても、人間関係の入り組んだ町の空気感を感じる。まさか、ちょびっと東京の方に近いからというのでもあるまいに・・。

 土佐山田の百石町1丁目はインターネット地図でかなりいいところまで調べていたにもかかわらず、隣り合わせの家の番地が思い切り飛んでいたりして目的のお家に行き着かない。番地だけで言えばすぐ隣まで来ている筈なのに・・・。最後には電話してその家のお嬢さんが家から出て来てくれてなんとかなった。

 Win98、富士通のノートパソコンにBフレッツでの接続設定。最近は「光プレミアム」の設定でWin98やMe時代のパソコンではかなり苦労をしているので、98を見るとハラハラする癖がついている。

 慎重に慎重に・・。

 設定は無事済んだ。

 作業途中にデスクトップにちりばめられたアイコンのタイトルが目に入った。『遥かなる時空(とき)の中で』。これは僕の中学2年の娘が好きなアニメ。このパソコンを使っている先のお嬢さんも同じ年代くらいに見える。

「中学生ですか?」

「いえ、二十歳です。」

 アーララ、これは失礼。二十歳なら上の子と同世代だ。上の子もアニメが好きで、『コミケ』とかいう催しによく参加している。

 同じ高知で、似た趣味の人がいて、なにかのつながりとかないんだろうか?

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 夜は越前町のMさん。Mさんは今年の初め頃、僕のパソレスを受けてくれた。その時僕が用立てた中古パソコンのHDDが1年あまりでクラッシュ。そのパソコンを「なにがなんでも」で直してもいいのだが、その手間の末に復元されるパソコンは少々力不足。今の新品がどんどん性能がよくなるように、中古パソコンもそれと平行して、いいものが安く手に入るようになっている。昔からパソコンは日進月歩ならぬ秒進分歩のアイテムなので、1年もすると手に入る中古パソコンも随分進歩している。Mさんにはそれを説明して、今回はほとんど原価で「新しい」中古を入れさせてもらった。

 この仕事を始めたばかりの頃、2〜3年すると中古市場がかなり楽しくなるだろうと思ったものだが、今、それが本当になりつつある。

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 日付は確実に今年の終わりへカウントダウンだが、まだその実感がない。まずは明日をこなさなくては。

 普段より車が多く通りに気ぜわしさが行き交っているのが、僕の若干の年末感だ。