2006年1月15日(日)
予定表にはたった1件だけのネット設定。これが見た目では分からないんだなぁ、結構重量級の仕事になった。
まず事前連絡の電話がつながらない。昨日の夜遅く急に入ったネット設定なので連絡は今日のことに。設定は午後一番ということなので午前中に何度も連絡するが呼び出し音だけで電話にはどなたも出ない。光プレミアムはこれまでの電話回線も光へ切り替えるので、工事中で電話が使えない状態なのかも知れない。もうひとつの可能性は工事がなんらかの事情で取りやめになりお家の人が誰もいないというパターン。これが今まで何度もあって結構無駄足を踏んでいる。ただでさえ横の連絡が悪いのに、日曜日は連絡の仲介をしてくれるところが休みだったりするから何かあった時に見事になんにも伝わって来ない。少々ヤキモキ。
まっ、いいか。設定先は自転車で行ってもすぐそこの赤石町。とにかく、午後一番に行ってみよう。それで、留守なら伝言メモを置いてこよう。
12時45分。お客様のＴさんのお家の近くまで行くと光の工事車両が止まっている。そうか、電話の不通は工事中のためだったんだ。
「お疲れ様です。設定のものですが、どんな感じですか？」
「ちょっと、まだ時間がかかりそうです。」
今風の若者が応えてくれた。どうもひっかかりパターンのようだ。Ｔさんのご家族にあいさつし、工事が終わったら連絡をもらうようにお願いして我が家に戻る。
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「あと10分くらいで済むそうです。」
電話が入った。
即、Ｔさんのお宅へ。見れば、先ほどの若者が最後の作業をしている。これまで工事の人の作業を何度も観察しているので、大体時間の検討がつく。これは10分じゃなくて30分くらいはかかるな。
Ｔさんにしてみれば回線の業者も設定の人間もＮＴＴから派遣されて来ている人間だから、先の若者に設定時に必要なものや、ケーブルの処理などを質問されている。すると、この若者、見た目やしゃべり方などはいかにも今風の若者なのだが、それぞれにちゃんと応えている。今までの経験では、回線業者の仕事はここまで、後は設定業者がやるから・・という流れでここまで後のことを気遣ってくれてる様子は見たことがない。この方は、光電話の接続が済んだあと、スカイパーフェクトＴＶの接続の状況までチェックしていた。外にいるおじさんが「えらい時間をかけて何をしゆう？」みたいな電話をかけて来たら、「あとあとつながらなくてお客さんが困ったらいかんき・・」というようなことをちゃんと言って最後までやっている。
若者が作業を終えて出ていった後で僕は言った。
「時間はかかったかも知れませんけど、あれほど後のことまで考えてくれてるのは珍しいですよ。」
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さあ、次は僕の番。デスクトップ1台とノート3台。全て、無線でつなぐ。ここらのことは設定依頼書で確認済みだし、随分不具合にも遭遇したのであまりビビらない。実際、接続とメールの設定等は短時間で済んだ。
重量級なのはこのあとのこと。Ｔさんのお宅ではプリンターをネットワークの一部としてLANケーブルでつないでおられる。この手のことは今まで谷病院で1回触ったことがあるだけで、しかもその時はうまく行かなかった(^_^;)。しかし、これだって、説明書を見せてもらうとみんな理解できることばかりだった。
でもネー！1台だけどうしてもそのプリンターを認識出来ない。これは、プリンターサーバーの問題じゃなくて、このパソコンオンリーの問題だな。聞けば、以前もこのパソコンだけ印刷出来るようにするのに手間取ったとのこと。
ブリンターサーバーの説明書どおりのことを何度もやり直し、ファイヤーウォールのチェックをし、それでも実現できないので、設定仲間の竹内さんにＳＯＳの電話をかけて、その話を元にやっと解決。
結果から言えば、今日入れたセキュリティソフトのファイアウォールの例外項目の中、『プリンターとファイルの共有』のチェックボックスにチェックが入っていなかった。おそらく、プリンターとファイルの共有を許可しない環境に新しくセキュリティソフトをインストールしたため、そのままその設定を引き継いだのだろうと思われる。
書けば10行程度のことだが、通常の1台設定で30分程度、追加設定で20分程度、そして、このトラブルで2時間くらい使っただろうと思う。
Ｔさんにしてみれば、工事から設定でまるまる一日つぶれたようなもの。お疲れ様でした。
僕の方は・・・、勉強になりました！