2006年2月5日(日)

VAIO

 午前10時、ヤマダ電機の駐車場でノートパソコンを預かる。

 僕の前の職場、S病院のMさん。前回別の用事で行った時に久しぶりに会い、パソコンの相談を受けた。

 不具合の症状は、動きが遅い、頻繁にフリーズする。

 午後には土佐市のK田さんを訪問し、夕方にはネット設定のとりまとめをしてくれている野崎さんと会い、MさんのVAIOにとりかかったのは夜。

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 パソコンの不具合でやりにくいのは、「なんか遅くなった」、「ちゃんと動いたり動かなかったりする」などの症状が曖昧なもの。「起動しない」とか「○○が動かない」とか、症状がハッキリしたものは分かりやすい。

 症状が曖昧な時には、僕は自分なりに作った手順を踏んでパソコンをチェックしていく。

 MさんのVAIOはそのどれにもあてはまらなかった。見た目上はおかしいところはないということになる。

 じゃあ、きっと最初の第一印象が当たってるんだろうな。

 CPU 600弱、メモリー 64MB、ハードディスク 10GB。2000年の頃のスペックで、それを裏付けるようにOSはWindowsMe。

 その中に割と最近のソフトが沢山入っている。ウィルス対策ソフトのマカフィー。Office2000は残したままでOfficeXPも入っているが、立ち上がるwordやexcelは2000のもの。他にも新しいプリンターの付属ソフトや古いプリンターの付属ソフトなど、ソフト群は今風だ。たぶんそれがパソコンの負担になってるんじゃなかろうか。

 Mさんに電話で断りを入れて、僕の判断で、不要と思われるソフトをどんどん削除して行く。いつもみたいにインターネットへの導入などの広告っぽいものだけ遠慮がちに・・というのではなく、結構大胆な削除作業。

 VAIOは何度やってもフリーズしなくなった。ソフトの動きもいい。

 この動きなら、事務系ソフトなどはまだまだ気持ちよく使える。

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 そのパソコンの時代のソフトで、その時代のパソコンの使い方をすれば、まだまだ使えるパソコンは沢山ある。

 パソコンの世界は進歩が目を見張る程で5年前のパソコンはもう話にならないという見方の人もいるが、僕は、それなりのものをそれなりに使うのは賢いことだと思っている。映像を扱いたければ、新しいものを買えばいい。でも、それで古い方をお払い箱にしないで、そのパソコンはサブ機として使ったらいい。みんなみんな、その時代時代の「最先端」だったのだ。

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 Mさんはものを大切に扱う人らしく、そのVAIOはとてもきれいだ。

 動きもよくなったことだし、それなりにしっかり生かしてくれたら嬉しいな。