2006年2月15日(水)

握 手

 午前10時、筆山町は人形劇団かがし座へ。

 昨日、大道具つながりの河渕さんから電話をもらった。

 「うちのかわいこちゃんがパソコンのことでホームページの作り方やらなにやら教えて欲しい言いゆうきヨ。話聞いちゃってくれんかえ?」

 河渕さんは大道具とは別に、「かがし座」という人形劇団の一員として、県内の保育、学校関連で人形劇公演をやっている。かわいこちゃんというのは、その劇団の若い子のことらしい。初めて話す電話の向こう側で、少しおどおどしているところが初々しい。そのかわいこちゃんに会いに来た。

 Iさんは、僕の娘でもおかしくないくらいの若い人。ホームページを作ったり劇団のパンフレットを作ったりするのにはどんなパソコンが必要かという辺りから聞きたいと思っている。

 ノートを考えているんだろうか?デスクトップを考えているんだろうか?

 ハッキリと決まってはいない。→説明する。ノートは持ち運べるけど、同じ値段でデスクトップと比べればデスクトップの方が内容的には余裕。

 Iさんは、先々パソコンに慣れるにつれDVDも見たい、焼きたい、動く映像も編集したい、みたいになる人だろうか?

 ウーン・・・→説明する。もしそうなら、その時代の最先端を買っといた方がいい。そうじゃなければ、ホームページ作り、パンフ作りくらいなら中古でだって可能だよ。

 プリンターやスキャナーもいるらしい。

 それなら1台でそれが出切る複合機がいい。

 デジカメもいる。

 予算は?

 総合的にパソコンは中古かな・・・。

 「どんな風に買ったら一番いいんでしょう?」

 エーッと・・(^_^;) 別に誘導したつもりはないのだが、僕から買うのが一番いい。

 ちょうどノート1台、デスクトップ1台が車にあったので、サンプル的に見てもらう。

 「親とも相談して、又、電話します。」

 その他にもホームページ作りのこととかいくつかの話をした。

 「まあ、いろいろ面倒見ちゃってヨ。すまんけんど・・」

 かがし座を去る時の河渕さんの言葉。

 「いえいえ、親子くらい違うけど、いい友達を紹介してもらったようなもんで、ありがとうございます。」

 Iさんは僕の車までサンプル代わりに見せたパソコンを運ぶのを手伝ってくれた。

 最後の挨拶を交わして・・、

 「じゃあ、これからもよろしくお願いします。」

 I さんが手を差し出した。アレレ、若い子には又、珍しいコミュニケーション手法。オモテには出さずこっそりドギマギ・・。

 「じゃあ、友達から・・・」  違うか・・(^_^;)

 こちらこそ、よろしくお願いしまぁす。