2006年2月27日(月)
家を11時40分くらいに出ただろうか?はるか須崎でADSLのネット設定1件。お客様は大道具仕事でなじみのある須崎市民文化会館の近くにある船舶曳航をされている会社。
会社に入って軽く心配がよぎった。
事務所の中には電話が2台、faxやコピーも出来る複合機があって・・。
まあ配線をたどればなんとか分かるだろう。
分かった。これは難しいということが・・・(-_-;)
ホームテレホンというのだろうか、電話番号を複数割り当てていて、その系統が読めない。それでもこちらとしては電話の元のローゼットに行き着けばなんとかなるのだが、そのローゼットがあるべきところは、線を分岐して次の機械の中に直でつないである。
企業さんの場合、なんとかならないものかという冒険的なことは危険。下手すればとんでもない迷惑をかけかねない。営業に連絡を取り、社長さんも116に電話してくれたりしたが、NTT系はちゃんと手順を踏まないと工事会社が動けないらしく、今日のことにはならない。予約をして、工事業者さんの予定が空いてる時を待って・・・。
じゃあ、ADSLのモデムとパソコンに確実な設定をしておいて、回線工事が済んだ時には即インターネットが利用できるようにと設定をすすめたのだが・・。
社長さんは営業との話の結果、ADSLの申し込み自体をキャンセルされた。
こちらでは今までケーブルテレビのネットを利用されていて、そのネットでの連絡は仕事にまつわる大事なこと。ケーブルのスピードが遅く感じてのNTTのADSLへの乗り換えで、ケーブルテレビのほうは今日で中止にするように手配されている。
その中止をまずは急ぎ中止しないといけない。NTTはいつになるかも分からない。
それならケーブルの回線スピードをあげるサービスを受けた方がいい。
ごもっとも。
やった作業はみな元に戻して、モデムも預かって帰ることに。
この場合は「派遣工事」にしておけばよかったのだ。
内容的には、これはトラブルなのだが、この間の空気がまずかったかというとそれがそうでもない。
こちらの社長さんはなにがあっても落ち着いたもので、事実をそのまま見、業者への連絡をパッパと済まし、その結果から次の判断をするという、極めて冷静で落ち着いた方だった。
ひとつのお手本を見せられたような気持ち・・。
時間をかけて須崎まで来て、仕事にならず・・・
それでもひとつの経験として価値は残ったような気がする。