2006年3月28日(火)

白カロ最後の仕事

 今日は、朝一に今までの白いカローラを車屋さんに持って行って代車を借り、それからネット設定に行くというのが本来の予定。

 だが、午後一番のネット設定先の工事が早めに済み、事前連絡の結果、そちらには午前中に伺うことになった。

 そちらに向かう途中で車屋さんに連絡を入れようとしていると、タイミングの差であちらから電話が入る。

 「車を持って来てもらうのを午後にお願い出来ませんか?今、違うところに出ているものですから・・。」

 「僕も似たような連絡をしようとしていたところでしたー。」

 購入を決めるのがあまりにも早すぎて、今までの愛車となごりを惜しむ時間が無いのが気がかりだった。ちょうどいい。今日の仕事はこれでいって、それを最後にしよう。

 荷物を整理してすっかり身軽になったマイカーはどこかしらいつもより走りが軽い。ラジオまで、音が出たり出なかったりの症状があまり出ない。路面から来る振動も覚えておこう。

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 ネット設定、1件目のY田様は名前にどこか覚えがある。

 病院勤務時代にお世話になった医大の教授の名前が浮かぶ。

 お宅につくと、マックとウィンドウズのノートが1台ずつ。お医者さんとマック。ますます可能性が強まる。お宅にいらした奥様もお医者さんの奥さんの雰囲気がする。これはどうも当たりだな。

 果たして、設定する場所とは離れているご主人の部屋にノートを取りに行くとそこには懐かしいお顔の写真が・・。

 まぁまぁ、縁とは異なもの。

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 2件目、土佐市波介。波介も広いが、地図を見てそこそこ場所が分かるようになった。

 そして、もちろん、それにもかかわらず、違うところに迷い込む。この車でこういうのも最後だな。

 お客様M鍋さんのお宅は一昔前の作りのとても大きなお宅。昔はこの地区の庄屋さんとかいうお宅ではなかろうか?

 何人かの人たちが集まっていて、料理教室か何かやっている最中のようにも見えた。

 そして、M鍋さんはその方たちと出かける用事があるとかで、僕に断りを入れて出かけてしまう。

 設定は確実に済ましておきますからと、先に書類に署名とハンコをもらって、作業を続ける。

 大きなお宅の一室に僕だけ一人・・・。

 そして、そこへネコさんが現れて、やたらとかわいい声で鳴いている。「ヨシヨシ」と声をかけると、そのネコさんはその部屋に入って来て、畳の上でパソコンの設定をしていた僕のそのあぐらの真ん中に丸くなって落ち着いてしまった。アーレレ、アレレ。

 パタパタ動くのもかわいそうで、まぁ今日の設定はこれで終わりだし・・とゆっくり確実に設定を済まし、最後はそのネコさんを部屋から出して、M鍋さん宅を後にする。

 やけに人懐こいネコさんだったな。

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 さぁ、これから市役所で印鑑証明を取って、大津の車屋さんだ。

 最後の一日、一緒に仕事が出来て良かった。