2006年3月29日(水)

急の設定、神田にて・・

 代車の軽四で動いている。その代車がとても快調。

 ラジオの音が途切れない。ちょっとしたスペースを利用して、いつでも停車して地図を調べられる。思ったよりスピードが出る。

 ガソリン代が気にならない。(燃費に加え、代車なので・・アハハ(^_^;))

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 いの町の加田地区。仁淀川の右岸を吾北に向かって走る途中にある。へえー、ここいらもまだいの町なんだ。軽四の利点を生かし、時々ちょっとした道路の脇を利用しては地図を確かめながら、やはり行き過ぎたりしながら、Iさんのお宅に着いた。

 いの町から吾北に至るこの道は、天気がいいとホントに景色がいい。その記憶自体は10年以上も前のことだが、自然タップリの地区では10年なんてなんでもない。時間の流れ方が違うのだから・・。

 ここいらも前と同じように・・

 いい景色だなぁ!!(などと、行き過ぎてしまう(^_^;))

 Iさんのお宅にもネコさんがいた。ムササビの血が交っているのじゃないかと思うほどジャンプ力があるそうで・・。

 最近はどこで会うネコさんも人懐こい。

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 夕方、夕寝をしているところへ急の設定が1件。

 手配抜かりか、別件で手一杯のためか、僕にSOS的な連絡が入った。

 細かい状況も分からないまま神田へ急行。ブレミアムなのか、無線もあるのかないのか、なんにも分かっていない。

 回線工事は済んでいるのに設定の人間が来ないし、連絡もないし、出かける用事もあるしで、T先さんのお宅ではお母さんと息子さんが設定の到着を待ちわびていた。もちろん僕も急ぎの一報を入れた上で伺う。

 神田のこの地区は家が分かりにくいのだが、以前ここらでさんざん迷ったお陰で、今回は目的のお宅はスンナリと分かった。

 とに角テキパキと。設定が済み次第、息子さんは出かけられるとのこと。

 こんなふうに書くと、お客様は怒っておられるように聞こえるが、それが実は全くその逆。

 お母さんも息子さんも揃って、「忙しいのにすみません」と言ってくれ、急いで作業をすすめる僕にお茶やお菓子を出してくれ、当然手を出すひまもない僕の手提げバッグに「これ持って帰ってください」と残ったお菓子をザバっと入れてくれるようなご家族。痛み入った。

 息子さんは仕事でパソコンに触る必要があるのだが、今はまだいろいろな疑問が渦巻く段階の方。設定の合間にもいろいろと質問をもらった。

 もう、出かけないといけないんじゃなかろうかと気になるが、結局は最後まで付き合ってくれて・・・

 作業途中に、家の前に止めた車が邪魔だと鳴らされたクラクションに、息子さんは僕の車を近くの駐車場まで誘導もしてくれたんだ。

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 最後にはお母さんが駐車場まで見送りに出てくれた。

 こんなに善意に満ちたご家族もまだまだ存在する。仕事のあとの気持ちがすがすがしい。

 バタバタだったけど、これは僕のために回って来た仕事だったんだろうと思う。

 ありがとうございました。