2006年4月14日(金)
ネット設定、高須3丁目。
ご年配のご夫婦が迎えて下さった。インターネットのこと、IT講習で何度か習ったがまだ自信がないご様子。ひととおり設定を済ませて、ホームページの閲覧、メールの使い方を簡単に説明する。自分でいうのもなんだが、短時間で大事な要点を伝えるのは随分と楽になった。
「工事の人が電話を短い電話線でつないで、箪笥を開け閉めするとひっかかってこわいんですよ。」
「電話は専門外ですけど、持ってると何かと役に立つので電話の線も持ち歩いてますから、長いのにつけ変えておきますよ。」
「まぁ、それはそれは・・」
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ネット設定中万々。
「U橋さんはホントにやさしい話し方をされますけど、お客様を相手にされるようなお仕事をされてるんですか?」
「今は無職で仕事を探しているんですけど、この前までホテルに勤務してました。」
「ホテルに勤めていなくても、最初っからそんな話し方してた方なんでしょう?」
声も話し方も根っからやさしそうな人。家が分からず電話をすると迎えに来てくれた。
ネット利用はデスクトップを使用し、ヒカリの機器もその近くに設置してあるので無線ルータは不要なのだが、それが送られて来ている。
「パソコンは2階にある。」「デスクトップの他にノートパソコンもある。」と言った言葉の断片から、取りまとめの営業の人が無線ルータも必要と判断したものと思われる。もちろん、そのことを説明しただろうが、電話でのコミュニケートはやはり難しい。
毎月の利用料金にそのルータのリース料も含まれるだろうから、不要の旨を連絡した方がいい。その連絡先と、どんな風に言ったらいいかを説明する。僕がいる内に連絡した方がいいと考えその場で電話してもらったが、担当の人がいなかった。でも、この方なら丈夫だろう。
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夕方、数日前に電話を頂いた神田のS口さんのお宅へ。去年の日記を見てみたら、この方のお宅へはちょうど1年くらい前に行っている。
用件はウィルス対策のことと、違うキャドソフト間でのデータのやり取りと言ったようなこと。
作業が済んだあと、奥さんからインターネットのヒカリ回線利用のことについて質問を受けた。最近、勧誘の電話が大量にかかってきて、ADSLからヒカリに変えたものかどうか、金額はどんな風になるのか、そこらを知りたがっておられる。
1年前に来た時からこれまでに僕の方は200件以上の設定に行っている。S口さんご夫婦はそこらをご存知なかったから、質問に対してヒカリのメリット、デメリット、金額の粗方のことをテキパキと答えられるようになった僕は頼もしい助っ人に見えたようだ。
僕も1年ぶりの方に会って、その間に自分が随分と「その道の人」になっていることに気付く。
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今日はひっかかりもなく、時間配分もちょうどよく、それぞれにプラスアルファのことも出来て、いい時間の流れ方だった。