2006年5月6日(土)
またまた、偶然が続く。明日午前中に設定に行くように連絡が来ていた万々のN野さん。工事が今日の午前で設定が明日の午前というのも間の空く話なので、念のため早めに電話を入れると、お客さんは、設定は今日の午後来てくれるという風に聞いているとのこと。工事に来ていた人が間に立ってそう伝えてくれた。それは大いにありうる。
「午後2時というのが一件入っているんで、時間が中途なんですが今すぐでもよければ行けますよ。家の人と替わって頂けます?」
今から行くと、ちょうどお昼時になるのでそれを気にしている。
「それは、かまわないと思いますよ。」
工事の人は家の人とは代わらずそう言った。それもへんな話だが、きっとそういうことなんだろう。
「じゃあ、今すぐそちらに向かいますから、お家の人にはそう伝えて下さい。」
インターネットの地図で調べると、この仕事を始めた頃に看護士さんたち3人のグループで「パソコン初歩の初歩コース」で教えに行った万々のN野さんの家の近くのよう。万々の古くからの農家が並んでいる場所だから、同じ苗字のお宅がいくつもあって、こちらもN野さんと親戚とかいうのかも知れない。
などと思いながらそこまで行くと、そこはモロN野さんの家だった。まぁ、なつかしい。よく吠えるワンちゃんも健在だった。
今日僕の相手をしてくれたのは看護師N野さんの旦那さん。無線機器の仕事をされている。この方と会うのはこれが初めてだ。とても元気な人で、なんでも「かまんかまん」と言う(^.^)
「ウィルスが来たら来たでリカバリーすればエイがやき、ウィルスのソフトはかまんかまん。」
「メールはWebメールを使うき、それもかまん。なるだけ、パソコンにいらんことしとうないがヨ。」
これじゃあ、僕が来た意味がないように思えるが、それはそれで意味がないわけじゃない(僕の名誉のために)。WinMeのノートから設定した接続は最後の詰めでまだ接続が出来上がっていなかった。それと無線のルータの設定。これだけの人ならもちろん、全部ご自分で出来るのだが、その部分に特化して同じことを何度も繰り返している人間がやればそれはすぐに終わってしまう。
N野さんはwin98やMeでのネットのスピードを上げるためのフリーソフトなどを駆使して、古いパソコンで結構なスピードを実現している。
「かまんき、これメモリースティックに入れて持って行きや。」
N野さんはそのフリーソフトを提供してくれた。
工事の人が電話を代わらずに「かまわないと思いますよ」と言ったのは、この「かまんかまん」空気のせい?(^.^)